お気に入りのパーカーが復活しました。

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サーフブランドのオニールの厚手のやつで、とても暖かいのです。
いつ買ったか忘れましたが、10年以上前かもしれない。
冬場の波乗りには毎回着て行ってました。

  波

2011年3月11日、職場のロッカー内で津波を被って泥だらけの状態だったものを探し出して袋に入れて持ち帰りました。

何回か洗濯機で洗って着てみましたが、家族と一緒に車に乗った時に「なんか臭いね…」と言われ、やっぱり原因はこれでした。

それでも、その後何度も洗い直して、津波の泥臭さはなくなりました。

でも、2年前にフロントのジッパーがイカれてしまい、そのままになっていましたが、今回ジッパーを新たに付け直して、またお気に入りとして活躍しだしました。

サイズもぴったりで、地味な色合いですが青のラインがワンポイントで入って、好きな意匠です。

  ゲラゲラ

ところで、先週末に久しぶりに小名浜港に行き、いわきららミュウに寄ってみました。

人工島の東港に渡る橋ももう少しで繋がりそうですね。

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ららミュウ2階には、津波の記録が展示してあり、当時の様子を振り返ることができます。

津波発生時の避難経路の案内も目に入りました。

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海から遠くへ、遠くへ…という矢印がついています。

これは、自分自身も高台の三崎公園に避難した経験から実感した経験知です。

小名浜港周辺(東部)の場合、従来は三崎公園への避難が当然だと感じていましたが、そこまでの経路が海沿いであること、その経路が崖崩れで通行困難になったこと、津波で街への避難路が絶たれるおそれがあることなどから、許された時間と現在地から判断して海から離れることが可能であれば、出来るだけ内陸部に向かうべきだと思いました。

  走る人

平和ボケしそうな日常においても、普段から「今ここで災害などが起こったら…」というイメージを持って、万が一の時に備えていることが大切ですね。