カイナンマン一閃! | カイナンマン「ヒーローへの道」

カイナンマン「ヒーローへの道」

カイナンマンの修行日記です。

(前回のつづき)


妖怪ダルにあっさり倒されて気を失ったカイナンマン。


まつりは、このままダルによって支配されてしまうのか?



・・・


薄らいだ意識の中、うっすらと周りの声が聞こえてくる。


・・・


たにー「なんや!何すんねんなぁ!!


ダル「ダルーーーーダウンダウンダウン


108*


たにー「こんなしょーもないまつり、やってられるかビックリマーク


まこちゃん「みんなも家へ帰りよ」



・・・


ど、どうした・・・みんながダルい感じに洗脳されていく・・・


・・・


女の子「まつり、めっちゃ楽しいね音譜


女の子「あっ!わんだーらんどさんやビックリマーク握手してくださーいラブラブ


ダル「ダルーーーーダウンダウンダウン


109*


女の子「あーあ、まつりはしょーもないし、私、海南に生まれて最悪やわ」


女の子「ほんま海南って何も無いよね」


・・・


こんなとこで倒れている場合じゃないんや・・・


せめて、この女の子らだけでも正気に戻さんといかんわ・・・


・・・



オイラ「・・・君たち・・・地元のことをそんなに悪く言っちゃダメだよ・・・」


女の子「あんたカイナンマンよなぁ!いっこ聞くけど、海南には何があるって言うんよビックリマーク


オイラ「えっ!?ガーン えっと・・まぁ・・みかん とか・・・


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女の子「そんなん和歌山のそこらじゅうにあるやんか!カイナンマンって名乗ってるくせに、海南のこと何にも知らんやんか!」


オイラ「叫び(ガーーーーーン汗)」


女の子「もうこんな気色悪いオッサンほっといて帰ろ」


オイラ「叫びドクロ(ガガガガーーーーーンあせる)」


・・・


・・・


ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球



そうか!!


111

オイラ、肉体を鍛えることで海南を守ろうとしていたけど、それだけじゃ海南は守れやんわ。


自分自身、海南のことをもっと理解して、海南の素晴らしさをみんなに伝えていくんや!!


そして、市民みんなが海南のことを好きになって、


そしたら、その地域を想う気持ちのその先に、地域の絆とか繋がりとか生まれていく!!


それが、地域の平和に繋がっていくんやえっ!!



112


はてなマーク辺りが急に真っ暗になったんやけど・・・



???「それでよいのじゃビックリマーク古道よ!!!」




海南の平和を守るため、何が必要なのか気づいた古道。


そして、暗闇の中から聞こえてきた声はいったい・・・


(つづく)