漫画家、水木しげるさんのお話。
もう一つ、なるほどなと思った話を
再アップでご紹介します。
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いい主人公で、
いいことばっかりするとね
話が面白くないんです。
やっぱり多少悪い事も
してもいいってことになると
色々と面白いストーリーが出来る。
感心して
いいことばっかりするストーリーは
人気がなくなるんですよねぇ…。
アニメの鬼太郎はどうしてもいい子になりがち。
いい鬼太郎になっちゃうんだけど…
いい鬼太郎だけでは
なかなか面白く生きかねるですよね。
正しいだけじゃ…まずい。
ねずみ男が、まぁ、
代表してくれたわけですよ。
色々と悪いことをね。
汚い役とか、悪い役とかを
ねずみ男が全部一括で。
だから鬼太郎の成功は案外
ねずみ男の成功と、言えるかもしれない。
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悪いことの規準はありますが
水木さんの言ってる悪さとは、自由な心
そんなことだと思います。
自分を押し殺して、我慢したり
心を抑圧しながらも嫌われないように
自分を偽って生きている。
そうではなくて良い。
いい子になろうと思わないで良い。
もっと自分に素直に純粋に自由に生きることが
人生というストーリーを楽しくする。
多少、規準から外れていても、そこから学ぶことや
感動することも多く、ドラマティックで
魅力的な人生になるんですよ。
ドロ臭くてもいいから、人間臭く生きなさい。
そんな思いで語られているように感じました。
そして、鬼太郎とねずみ男の関係のように
物事も人との関係も、全ては補完し合って成り立つ。
それぞれの役割があるんだなとも感じました。
みんな、お陰さま、感謝なんですよね。
水木先生のご冥福をお祈りいたします
人間界での生活、お疲れさまでした。
素敵な漫画と、素敵な教訓やお話に感謝いたします。
そして、今日も 明日も ありがとうございます