ナイフ病 | Jさんブログ

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ケアマネジャー受験対策講師育成ブログ (さくら福祉カレッジ )

病気ってさ。

ナイフと似ていてね。

ナイフって、果物切ったり
魚切ったり、便利だよね。

台所にしまっておいてさ。

食事のときに使ったりすれば
すごく便利で良いものなんだよ。

たださ。

時々、ニュースなんかでやってるけど、
人を傷つける道具にもなるんだよな。

脅しの道具にもなる。

早い話、便利なもんでもあると同時に
自分や相手を不幸にする恐ろしいもの
でもあるんだよ。

病気ってね。

持ち出すとスゴい便利なの。

自分に都合が悪いときになれば
わたしは病気だから、って。

集まりには行けません、とかさ。

仕事できません、とか。

試験、受けれません、とかね。

結婚できないのもこれのせいです、
とか。

分かるかな。

言い訳になっちゃう。

で、言い訳にするなってことじゃ
ないのね。

それはそれでいいよ。

ただね、ちょっと考えてごらん。

その言い訳のせいで損してるの
誰ですか?って。

仕事ができない、結婚できない、友達できない。

これって自分だよな。

自分が損してんだよな。

それって損だよな。

考えかたが。

ナイフかざして強いフリしてさ。

脅すとするよね。

あれって自分がバカにされないとか
思い通りにできるとか、何か自分に
とってプラスがあると思ってやってんだよな。

やるひとは。

だけど、本当のこと言えば、友達無くす、
ホントに使っちゃえば体罰として刑務所に入る、
心の中の悪魔に支配されて運勢悪くする…

大きく見ると損してるんだよ。

わたし、●●病なので、とか言うと
損するよ。

鬱でもそう。

障害もそうだよ。

ナイフだって果物切れたり、
お肉切れたりさ。

便利だよな。

病気もさ。

自分が強く成長するための良い機会と
考えることもできるんだよ。

わたしが高校生くらいのときにさ。

五体不満足という本がベストセラーに
なったことがあってね。

有名な方なんだけど、ちょっとここでは
名前は伏せるけどさ。

負けてないんだよな、生まれ持った障害に。

成長の糧にしてさ。

その経験が多くの人の役にさえ立っていて。

運命に感謝までしてる。

この障害をわたしにくれてありがとう、
って。

わたしにはあの本は書けないもんな。

ただ、わたしはわたしで書けるものがあって、
それがあってありがとうなの。

あなたはあなたで与えられたものがあって。

それがあって、ありがとう。

分かるかな。

病気だって、障害だって、何にしたって、
それを何に使うかで人生は変わる。

そのものの問題じゃないんだよ。

このカラダでありがとう。

この親でありがとう。

この子供でありがとう。

この仕事でありがとう。

反対は、

このカラダのせいで…

この親のせいで…

この子供のせいで…

この仕事のせいで…

もうそれを武器に自分と相手を
傷つけるの辞めな。

ツラいから。

得してるようで得してないよ、
その考えかた。

これで十分、ありがとう。

そんな見方、できるといいかもな。

ウマく付き合っていくんだよ。

J