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子供達の顎関節がおかしくなっているようです
のつづき。
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以下は以前、ご紹介した私たちの卒業生の症例報告です。
姿勢がおかしくなっている、
いわゆるロコモティブシンドローム予備群の子供達にも当てはまることだと思います。
参考までに投稿します。
子供達の顎関節症についても、
骨格全体の問題としてアプローチしたとき、
「顎関節」という部位についても影響を与えることが可能です。
歯科医で調整しても改善できないようなケースではかなり有効です。
口が開かない、あけにくい、痛みが出る、噛みあわせが悪い・・・
等など、子供さんに当てはまる場合、
ストレッチや親子で行うペアストレッチで改善できると思います。
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顎関節症の症例で良い結果が現われましたので報告いたします。
初診 ： H20年5月12日 （初診から３日連続施術）
年齢 ： 24歳 性別 ： 女性
（今出入りしている歯科医院の不調者ではなく整体院の不調者です）
職業 ： 会社員（オフィスにてパソコンワーク）
症状 ： 約１ヶ月前から痛みが出始めた。
口を空けると指を立てに並べて1本半ぐらいしか開かない。
歯科医院に通っていて痛み止めをもらっているが全く効かない。
歯科医師には「顎関節症は一生付き合っていかないといけない症状で、
痛みは治まる時期もあるが疲れるとまた出てくる」と言われた。
（本人は施術を受けながらこの事を信じていて治らないものなんですよねと残念そうな表情でした）
施術前の状態ではご飯は食べ辛く麺類（パスタやラーメンなど）を中心に食べていた。
口を開けるとかなり痛みが走る。開けない状態でも常に両側痛みあり。
開けると右顎関節に「パキッ」という（歯科ではクリック音と言うそうです）音がする。
開けると左方向に顎がずれていく。
顎以外の主な症状として頭痛、首の痛み、強い肩こりなど。
寝転ぶと左股関節がしびれてくるなど。
腰を後屈させると腰に痛みが走る。
診断 ：
挙上検査⇒左上
ASIS検査⇒右上
膝上げ検査⇒右上
腰椎１・２．３番あたりの前湾が強い。
首がストレートネック気味で頭が少し前に出ている
顎の筋肉（咬筋）側頭筋の異常緊張
施術 ：
APP法 腰の前湾が強いので特に体幹牽引（Z）と首周りの手法に重点を置きました。
応用技
①回復マクラを使っての首の牽引法
②咬筋、側頭筋に対して微圧、筋縦牽引、筋横牽引
③先月教授いただきました顎関節に対する手法
A：顎を両サイドから手で軽く固定した状態で顎の間違った動きを邪魔しながら三回開け閉め。
（この方の場合左方向にずれるのでそれを補正）
B：音の鳴る側の咬筋を筋横牽引しながらもう一方の手で顎を下から抵抗を加え三回開け閉め。
C：耳付近の両顎関節に両方から指で（示指、中指、薬指あたり）動きを邪魔しながら正しい動きに補正。
（特に②と③のBの手法で顕著に変化が出ました。）
結果 ：
一度目の施術で指一本半ほどの開口状態が指二本半に。
翌日、二度目施術前に問診した時はその日はよかったが翌朝は戻っていましたとの回答。
夜中に噛しめる癖がきついかもと質問したら、
以前から朝起きたら顎が筋肉痛のことがたまにあるということでしたのでそのせいでしょうと指摘。
三度目の施術前の問診時は二度目の施術後の状態を保っており、
指二本半開く状態でした。本人曰く右がパキパキ鳴るのが気になるとの事でした。
三度目の施術後、口を開けてもらうと約４本の指が入る状態になり、
痛みも消失パキパキの音も消失しました。記憶にある中でこんなに口が開いたのは始めてしいです。
私も一緒になって喜んでいました。
指導いただいたように完全でない状態なので無理な開け閉めはやめる事と背骨の影響も考慮して回復マクラの指導もしておきました。
施術前は痛みがあり力が入らないのでほとんど空けられませんでした。
後施術、これで指一本半から二本半への変化です。
微妙なのでわかり辛いかもません。
３回目施術後、これで指四本への変化です。
大きく変わりました。最初とはうって変わって豪快な口になってますね。
撮影に対しては「これだけ良くしてもらえたのでいくらでも」という反応でした。
記憶にある中では鳴らなかったことのないパキパキ音も消失でした。
本人は大変な喜びようで施術後確認した後の一声が「これでメガマックが食べれるかも！！」
（ハンバーガー食べたことないらしいです）でした。
一緒に大笑いです。
後で気付いたのですが証明写真としてはやはり差のわかるメジャーか何かで計った状態で、
撮影すべきで、これでは説得力にかける写真でした。
次回からはそういう工夫もしようと思います。
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上記は成人の症例報告で整体院での改善例です。
今後は整体院だけではなく、
子供達の身体のゆがみ等からくる様々な症状をお母さん、
お父さんの手で改善できる方法を提案していきたいと思います。
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