家の鍵が発端だった
早朝、まだ7時前、ママンが2階にきて、机の上にある私の車のキーを見て
「うちの鍵だわ!」
「何言ってるの、それ車のキー。。。」
眠い私は、ママンが納得したと勝手に思い込んで、また眠りについてしまった
遅くに目覚めた時すでに遅し。。。机の上にあった車のキーは無かった
車を使う用事があったので、ママンのところに行った
「朝、持って行った車のキーを返して」
「持って行ってなんかいないわよ!」
「朝、来たじゃん。。。
一応、勘違いしているかもしれなから、ママンのカバンの中、見せてね」
「何するの!!勝手に人のカバン見ないで!!」
「勝手にって。。
ママンの目の前で見るんだから、何も盗らないのはわかるでしょ!」
そして、見ようとカバンに手をかけたその時
ドン!!
私はママンに突き飛ばされた
もちろん、年寄りの力だからたいしたことはない
私は出かける時間が迫っていたので、思い切りむかついてしまった
「もう、出て行ってくれよ。。ここは私の家なんだから!」
何度も私を押してくる
(本人は叩いているつもりなのかもしれない)
そんなママンに対して
私は、、力を加減したとはいえ、ママンのその肩を押した
ママンは、2,3歩後ろに後ずさりする形になった
ママンにとっては、十分ショックだったのだろう
ママンの形相が変わった
半分泣き叫びながら、両手を挙げて、
「うわああああああ」
ものすごい勢いで私に掴み掛かってきた
「いい加減にしてよ!キチガイ!!」
そのママンの両手は簡単に振り払えた
力ではどうしようもないと悟ったのだろう
ママンはその場に座り込んで
「すぐに出て行ってくれよ!!ここは私の家なんだから!
金は返さないくせに、威張り散らかして!!何様なんだよ!!」
私は、、、出る時間ぎりぎりだったので、そのままその場を後にした
結局、そのあとデイサービスに行ったママンで
帰ってきた時には、すっかりご機嫌で帰ってきたのだった
車のキーは、ママンがいない間にママンの部屋で見つけました
私は、生みの親に対して「キチガイ」と言う最悪な娘です