東野圭吾「マスカレード・ホテル」 | 世界文学登攀行

世界文学登攀行

世界文学の最高峰を登攀したいという気概でこんなブログのタイトルにしましたが、最近、本当の壁ものぼるようになりました。


人から勧められた本は滅多に読まないんだけど、いろんな人から勧められた本が東野圭吾だったので読んでみた。
登場人物の新田と尚美のやりとりが楽しくて、ニヤニヤしながら読んでいたら500ページ超読み終わっていたという感じ。


ジャンルはミステリー。
ミステリーとしては、んー、って思うこともあったのだけど、メインはこの二人のやりとりなので、あんまり気にならなかった。
続編がでてるのは、この二人のファンがたくさんいるからだと思う。
いろんな人が勧めるだけあって面白かった。


全然本編のストーリーとは関係ないのだけれど
「覚えておけ。庶民というのは、一度御馳走を出してもらうと、いつでも出してもらえると思い込み、出てこないと文句をいうものだ」(P355)ていうセリフがかっこよかった。



マスカレード・ホテル (集英社文庫)/集英社
¥価格不明
Amazon.co.jp