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今週も、毎日楽しくレッスンをしております
KAGETORAです
いつもレッスンにお越し下さる生徒様、そして、毎日のレッスンにもこたえないような、丈夫な身体に産んでくれた両親に感謝の日々です
それでは、本日は、イギリスのミントン社の、アンティーク(1911年頃)のカップ&ソーサーをご参考に作られた、生徒様のとっても素敵な作品をご紹介させて頂きます
横浜駅・神奈川区
『Free Me(フリー ミー)』 主宰の ami さん の作品です
切立てのデミタスカップ&ソーサーを使って、絵の具の“スポンジング”、“盛り”、“金彩”のみで、時間をかけて仕上げられた逸品です
もともとのミントンの、カップ&ソーサーの、地色の緑色は、“シュルズベリー・グリーン”と言って、このような“盛金装飾”の地色に使われる中の、最高峰と言われているのですが、
ami さん・・・、絵の具を微妙な割合で混色して、本物と同じような“シュルズベリー・グリーン”の色を再現して下さいました
盛りと金彩の、細かい柄に関しては、本物と同じ形のカップ&ソーサーを使う訳ではないですし、参考にした写真では、細かい部分までは見えなかった為、一部のデザインは設計し直したり、一部のデザインは、そのまま抜き取って転写したりし、まずは、カップとソーサーそれぞれの、デザインの作図から始めて頂きました
たくさんの“盛り”と“金彩”のガーランド・・・、ami さん、途中くじけそうになったけど、そして、途中、何作品か、浮気作品を挟んだけど、根気よく、最後まで頑張って下さいましたよ
その分、仕上がった際には、嬉し過ぎたため、持ち帰られて、ご自身で焼成をし、先日のレッスン時に、焼成後のこちら↑を持ってきて下さいました
その、持ってきて下さった際に、レッスン中にお借りして、KAGETORAがパパっと写真を撮らせて頂いた・・という事と、磨き前・・という事もあり、金は少々くすんで見えますが、
カップの中の“全金”は、まったく磨いていないけど、ムラもなく、眩しいくらいに綺麗に仕上がり、そして、マット金の上品さも損なわれておりません
広い面の金を、磨かなくても、ムラなく、綺麗な 『マット金仕上げ』 にする方法・・・、とっても単純だけど、とっても綺麗に仕上がる方法があるのです
ami さんは、いつも、質問魔・・・と申しますか、色々な事に関心を持ったり、疑問に思ったりし、都度、色々なことを質問していらっしゃいますが、回答をしっかりとメモし、それをしっかりと、ご自身のお教室で生徒様にお伝えしたり、また、ご自分で復習したりし、とっても勉強熱心、かつ、生徒様思いなのです
こちらは、おまけの写真です
サロンのキャビネットの中の、デミタスコレクションコーナーに、こっそり(しかも素早く)、ami さん の作品を置いて写真を撮ってみましたが、あの日、生徒様のどなたか、気付かれた方、いらっしゃるかな
(ソーサーは、置くスペースがありませんでした)
他の、アンティークのデミタス達と並べても、立派な佇まいで、存在感「大」ですね
ami さん は、こちら↑の作品が終わったあと、現在は、またまた(思ったより描き込む箇所が多い)、時間がかかる作品を手掛けられていらっしゃいますので、そちらも完成しましたら、また、ご紹介をさせて頂きますね
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