和佐又山から大普賢岳へ・・・ | ☆間違いだらけのお庭づくり☆

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     ゆさまの雑木のお庭と奈良のお山の風景のブログ。

大普賢岳(Wikipedia)(だいふげんだけ・1780m)は、奈良県下北山村にある山。
世界遺産・大峯奥駈道上にあり隣の小普賢岳(しょうふげんだけ・1640m)・日本岳(文殊岳・にほんだけ・1550m)と共に鋭鋒な山容が美しく人気が高い山である。

ただ、ずっと吹雪が厳しくて登れそうにないので、その登山口にある和佐又山へ行ってきました。



ここではいつものことなんですが、周りの森にはそんなに雪は積もっていませんでしたが、和佐又山ドライブウェイは雪に覆われていました。



ドライブウェイは除雪が不十分なのでスタットレスは効きません・・・。
すぐにチェーンを装着しましたが5分進んだところで車を置いて歩くことに・・・(ーー;
この道、2駆では無理です。ワンボックスなんてもっての他ですよね・・・。



ドライブウウェイを歩くこと1時間で和佐又山スキー場へ到着。
もし車で上がれたらちょこっと滑ってみようと板を持ってきていたのですが、残念。
おまけに天候も悪く、奥の和佐又山が何とか見える程度。



和佐又山への直登ルート。
踏み跡が無かったので、和佐又山のコル(峠)へ向かいました。



巨樹ふれあいルートと名付けられた道、落葉樹林が美しかった。
途中、巻き付いた蔓や傷が印象的な木や・・・、


 
樹皮が美しい樹木などを眺めたり触ったりしながら登って行きました。



いよいよ頂上という時、樹木のオブジェのテーマパークみたいな景色が広がっていました。



頂上に登ったら奥に大普賢岳方面の稜線が微かに見えていました。
慌てて展望が効く場所に移動したのですが、すぐにガスに飲み込まれていまいました。

再び、和佐又山のコルから今度は大普賢岳方面へ。



この辺りは岩が多く、山自体も岩盤の場所がたくさんあります。


 
指弾の窟(しだんのいわや)では、ゆっくり融けた雪が氷柱になって、美しい景観を作っていました。
ここ、あまりの美しさのため思わず歓声が出たほど!思わず走りだしそうになりましたが、走ったら滑落しそうな位細い道なのでご注意(;゚Д゚)



この辺りにはこのような岩盤の窟(いわや)がたくさんあって、昔から修験者が籠る修行の場として知られています。



朝日の窟はもう何が何だか分からない状態でした。

上を見上げると・・・



ここにも巨大な氷柱の景観が広がっていました。

この辺りから、梯子やクサリ場が現れます。
時間逆算でこの辺りで引き返すことに・・・。
 


あまり上を見る余裕は無かったですが、見上げると印象的な巨木がたくさんありました。
 

 
和佐又山のコルへ戻ってくると少し晴れ間が見られるようになりました。


 
全く期待していなかったのですが、スキー場まで戻ってくると大普賢岳と小普賢岳の山頂を綺麗に見ることができました。ラッキー(^^♪



和佐又山ヒュッテの奥には、遠く台高山脈の景色が見渡せました。有名な大台ケ原はもう少し右側で見えませんが・・・。



そして和佐又山も綺麗な山容を見せてくれました。

途中お会いしたパーティの方々にお聞きしたところ、この日は大普賢岳付近は吹雪のためあと200mの所で登頂を断念されたとのことでした。
大普賢岳・小普賢岳・日本岳方面への登山は、ザイルの確保が必要な場所や崖地のトラバース、クサリ場、岩場の急登など危険箇所がありますので注意が必要です。
ゆさまもこの日は、2度ほど崖下に足を突っ込みました。ピッケルで確保しながらだったので大丈夫でしたが・・・。先行者の足跡にもそのようなものがありました。
雪山を登られる方はご注意。

登山データ (縦走)
和佐又口→車(標高890m)-和佐又山ヒュッテ(1197m)-和佐又山コル(1264m)-▲和佐又山(1344m)-和佐又山コル-指弾の窟・朝日の窟(1450m)-和佐又山コル-和佐又山ヒュッテ-車
歩行距離  13.8㎞
万歩計歩数 15,670歩

USED PHOTOGRAPHIC EQUIPMENT
Body : Panasonic LUMIX DMC-GX1
Lens : G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH MEGA O.I.S.
Filter : Kenko CIRCULAR PL 52mm