母乳に含まれるたんぱく質のラクトフェリン の効果はたくさんあります。細菌の増殖を抑え、ウィルスの複製を阻害、抗酸化作用もあり、免疫力の向上にも関係します。抗癌作用もあるそうです。

ラクトフェリンは鉄を強力に吸着するので、多くの細菌の生育に必要な鉄が奪われるので、細菌の増殖を抑制するそうです。ウィルスに対する効果は、C型肝炎やB型肝炎、HIVなど複製を阻害することがわかっています。抗酸化作用は、身体の錆のもとであるヒドロキシラジカルの精製に必要な鉄イオンをラクトフェリンが取り除くことで発揮されるそうです。マウス実験ですが、抗癌作用が報告されています。

しかもラクトフェリンは人の汗や涙にも含まれているそうなので、副作用の心配はないそうです。ただ、市販されているラクトフェリンのサプリは人ではウシ由来だったりするので、牛乳にアレルギーを持つ方は注意したほうがいいそうです。