グループホーム「花縁」物語

皆さんにとって「もうひとつの家」でありたい。

ひとりひとりが「自立」「自律」して、あたたかい家を、生活を、築きたい。

生活するってどんなこと?

生きるってどんなこと?

私たちが生きているいろんな物語をお伝えします。


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先日、インフルエンザで熱と戦っていたときのこと。


そんなにいつも熱を出す人ではないので、熱や体調不良が続くと不安になる。


もう20年以上前、子どもが小さいころ子どもと一緒に(やや遅れて)高熱を出し、体と心のコントロールができなくなって、不安が頂点に達したことがあった。

そのときの一番の不安は「熱の原因」であったことを思い出した。


風邪なんだろうとは思ったが、40度の高熱が毎日やってきたときには、「なんでだろう・・・・・」という不安が、熱が出たための体調不良による不安に拍車を掛けた。

病院ではちゃんと薬をもらっていたけど、ほんとにこれでいいのかと・・・・・


そんな中、のどが痛かったので、何気なく自分ののどを見たとき、白いプツプツが付着していたのを発見。

「これだー。」

40度の熱の原因はこれだ。


そう理解できた瞬間、今までのどうしようもない不安が消えていった。

これが落ち着くまでは仕方がない。

ちゃんと薬を飲んでいれば大丈夫。

時間が来れば熱も落ち着く。


それからは回復も早く、良くなっていった。


今回のインフルエンザでも、検査で陽性とわかるまでの3日間、「どうしたんだろう」って考えて不安になった。(でもほぼ予想がついていたからそんなにひどい不安ではなかった)

インフルエンザとわかって、熱が下がっても体調が戻らず、あっちが痛い・こっちが痛いとさまざまな症状とともに不安がよみがえってきた。

インフルエンザはそれだけキツイ病気であったということなのだろう。


こんなふうに原因がわかっているのと、全然原因がわからないのとでは、不安の程度が違うと思ったのである。



原因を知ることで、起きていることの意味がわかり、納得することで次の対策に移りやすい。


自分の気持ちを整理するのに、原因を知ることは非常に有効なのではないのでしょうかね。


認知症のお年よりは、自分が認知症であることを知らされないケースが多い。

そうすると自分におきている「物忘れによる障害」に戸惑い、不安を抱いている。

仮に認知症であると伝えても、覚えていられない場合も出てくる。


だから、彼らの不安はとても大きいだろうなあ・・・・・と想像する。


誰だって、いま起きている困難の原因がはっきりしたら、その困難が少しでも解決するための方法を見つけやすいだろう。


結局生きているうち、これの繰り返しなのではないか。


どんなことでも解決していく、または消化していくために、原因を追究していこうではありませんか。

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生まれて初めて


インフルエンザに罹りました。


びっくりです。


ひじょうーーーーーーに、苦しかったです。


ワクチンをしていたからこの程度で済んだのかもしれませんが、それにしても辛いものです。


回復までに1週間かかりました。


体のだるさ・・・・・動きたくても動けない、体を縦にできない、いつも横になっていないと。


全身痛・・・・・腰、お腹、背中、頭、目の奥。


食欲低下・・・・・まず食べたくない、おなかがすかない、味がしない。


味がしないに関しては・・・・・ゼリーもプリンもヨーグルトも紅茶もチョコレートも納豆ごはんもみんな同じ味。触感は納豆ごはんだけど味はなし。


頭痛・・・・・頭全体が痛い、痛み止めも効果ない。


熱が下がってもこれらの症状が続きます。


初めてのインフルエンザ体験でした。



じじ様、ばば様がかからないことを祈っております。


みなさんも気を付けてください。




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こんな事件がありました。

『釧路のグループホームに男が押し入り現金奪う』

「23日夜、釧路のグループホームにはさみを持った男が押し入り現金を奪って逃走しました。警察は強盗事件として調べを進めています。

 警察によりますと23日午後8時前、釧路市住之江町の「グループホームアイケア住之江」の正面玄関から男が押し入りました。男はリビングで作業をしていた従業員の男性にはさみを突き付け「金を出せ」と脅しました。男は金庫やリビングにあった入居料など現金およそ20万円を従業員から奪って逃げました。従業員や入居者にけがはありません。男は30歳から40歳ぐらいで身長180センチぐらい、上下黒いジャージのような服を着ていてグレーのニット帽、メガネ、白いマスクを着けていたということです。」



いつかこんな事件が起こるのではないかと思っていたが起こってしまった。


各事業所でもそれぞれに至急対策の必要性があると思います。


当事業所でも早急に文章を回しました。


玄関の施錠は身体拘束と禁じられている一方で、民家のような佇まいのホームも多いこの施設において、外部からのこういった心無い犯罪を防ぐ手立てを、法律や行政と一緒に考えていかなければならないのではないのかな?!


けが人がなくて本当に良かった。




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『妄想性障害』という得体の知れない病気を持ってしまった人がいる。


これはいわゆる統合失調症のことをいうのだろうか・・・・・


私は医者ではないからわからない。


昨年彼女を診察した医者はこの病名を言ったという。


受診して薬は出たが「私はなんともない、この薬を飲んだらおかしくなった」と治療を拒否。


環境を変えることで症状をなくしたのである。



「毒ガスがまかれている」

「このことについて電話をすると、嫌がらせが始まる」

「やくざたちがバイク音を轟かせてやってくる」

「窓の外から光を照らす」

「部屋に入って大事なものを盗んでいく」

「どうして私だけいじめられるのか」


過去にさかのぼると10年前から「盗られ妄想」はあったようだ。

このために家族との仲がまずくなっている。


もう90歳を迎えようとする年齢で、さまざまな身体の支障と共に、認知症も加わってきたように見える。


彼女の大切なものたちは、彼女のみの管理下に置かれている。

誰といえども安易に手を出すことはできない状態である。



この10年間、綱渡りのように生活してきたのではないのかな。

たぶん境界線だったために、なんとか人間関係を繋いできたのだろう。


いまその綱が切れようとしている。


発症と想われる時期以前の彼女は面倒見が良く、誰からも慕われ、実子のみならず、甥や姪にも愛情を注いでいたという。

だから今その甥達は遠くに住んでいても、電話一本で飛んでくる。



どうか上手くいってほしい。


彼女は自分が病気であることを、医者から指摘されても認めない。

「馬鹿扱いしている」としか思えない。

「誰も私の話を信じてくれない」とも思っている。

彼女には毒ガスも泥棒も事実なのだ。

しかしそれは認知症のそれとは少し違う。


はっきりと鮮明に記憶として刻まれている。

訂正すると「そうなの?」と聞き入れるかのような態度を示すが、聞き入れたわけではない。


どうか上手くいきますように。


今この関係が崩れないようにと願いながら、対処を考えている。


病気の仕業なのだから。


病気の仕業。


時機を見て彼女にこの病気のことを話すことも必要なのではないのかな。


彼女自身のことだから。


そしてちゃんと専門医を受診するようにお話して。


そうでないと彼女がどんどん壊れてしまう。


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突然の徐脈発作に襲われたEさんが、12月30日急遽入院し心臓ペースメーカー植え込み術を行うことになった。


入院したその日にしてくれたんだ。


このまま放置すると死んでしまいます。


そんな状態だった。


でも何事もなく無事に終了。


本日1月6日退院してきた。


10日ほどの入院でいいらしかったが、なんと1週間で帰ってこれた。


前と変わらない元気な姿で帰ってきた。


ご本人の話によると、1年間も入院していたそうだ。


長かったね・・・・・。


1週間が1年間になっちゃうんだね!!


でも元気になってよかった。


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平成23年12月31日朝。


じぃじが旅立った。


看取りの契約をしてから数日後のことだった。


眠るような最期だった。


お疲れ様でした。



あさがお くまの絵 かざぐるまじぃじの本じぃじの入院じぃじの退院


じぃじならではのこだわりが強くて。


人を敬う気持ち、想う気持ちがとっても大きかったね。


甘いものが大好きで、いろんなおいしいものの「甘み」の違いについて詳しく語っていたね。

そんな中でもアイスクリームが一番いい甘みだったね。


山で木材の仕事をしていたから、山と木が好きだったね。


自分が入る花縁ときわ館が建っているときから、一人で散歩しては何度も見学に来ていたよね。


どんな木を使っているんだろーって、現場監督してたんだよね。



ほんとうにお疲れ様でした。


苦しまなくてよかった。


眠るようでよかった。



いままでありがとうございました。


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今年のクリスマス会はノーザンホースパークの料理をいただきました。


それも料理長自らが花縁の台所で、パスタを作ってくださいました。


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茹でたて、作りたてパスタをいただきました。


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ふわふわたまごのオムレツも作ってくれました。
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他にも沢山ご馳走がでましたよ。



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そして、お寿司も!
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最後にはこんなに沢山の種類のケーキも!
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とてもおいしかったです。


だいまんぞーく!!!


ノーザンホースパークの皆さんありがとうございました。




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南相馬市で被災した指導者仲間に会ってきた。


震災当日夕方、「南相馬市の老人施設であるヨッシーランドが津波によって倒壊した」というニュースが流れた。

その仲間の施設だったので驚き、私はその日から毎日彼女の携帯にメールをしていた。

なんと2週間消息不明だった。無事に2



そして今回はその倒壊したヨッシーランドを見てきた。

倒壊した・・・と聞くと、つぶれていると想像するが、実際はそうではない。



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これは老健の正面玄関。


この施設は浜通りという地区にあり、海が傍で海までは空き地が広がっている。



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地震後津波を警戒して避難を始めてまもなく(地震から約4・50分後)、その避難の最中にこの海の方向から、真っ黒い壁のような津波が襲ってきたのだという。


もうすでに何名かの利用者たちを車や車いすでどんどん反対側の丘のほうへ移動させていた。

彼女はベッドごと外に運び出された方を丘のほうへベッドを押して逃げていた。


道路を渡り畑に入ったところで、足が畑に埋もれて動かなくなる。

そこへその真っ黒い壁が後ろから体に当たってきた。

胸あたりまで浸る。

ベッドの方は無事だった。

津波が引いた後、そこらじゅうにごろごろと人が倒れていたという。


その悲惨な状況の中、真っ黒くなったその人たちを必死で救い上げたのだと言う。


津波はその一度だけ。

でもそこら辺のあらゆるものをさらっていった。


老健の内部。
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そのときの津波の高さがくっきりと。


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こちらがグループホーム。
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これはグループホームの内部。
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ゆがんだ床。
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施設内から見た駐車場には、数台の壊れた車が見える。
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同一敷地内にある在介センター。
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ここに入っている訪問看護ステーションの看護師さんが行方不明なのだという。

地震の後、海のほうに住んでいる受け持ち利用者さんのことが心配で、様子を見てくると行ってしまい、消息を絶っている。


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36名の利用者様が亡くなった。


街中はほとんど瓦礫が処理されていた。

ところどころにこんな光景がある。


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指導者仲間の彼女は今、福島市に住んでいる。

原発の関係で自分の家には帰れない。

しかし来年はこの南相馬市に戻ることができるらしい。


今年夏ごろ、この体験を話す機会があったという。

話している最中に、両手がしびれ、あの日抱えたお年寄りの重さが蘇ってきたという。

あの日以来4・5時間しか眠れない日々が続いている。

最近は少なくなったが、突然動悸が始まるという。


こんな状況の中、案内してくれてありがとうございました。

感謝します。


いろんなことがありすぎて、想像の域を超えている。


でも彼女は震災のその瞬間から前だけを向いているように見える。


今自分がやらなければいけないことを懸命に、着実に取り組んでいる。


自分らしさを忘れずに・・・


自分のことも大切に・・・


これからもずっとこの北海道の地から応援してます。


来年の同窓会でまた会いましょう。



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「日中は車いすに座って、股にベルトをして立てないようにしています」


「筋力が低下して立位保持が困難なため2人介助でも危険なので、機械浴に切り替えました」


「ベッドに寝たら自分では起きようとしません」


この様子を聞いて、どんな状況をイメージしますか?


入院中の方のことです。



歩けない、立つと危ない・・・そういって立ち上がれない環境を作っておいて、筋力が低下したと言い、益々立てなくしている。



私は、グループホームで歩行力が低下した方たちが、自分の意思で「立つ」行動を起こしたときに、抑制せずに何度もその状況に付き合うことで、徐々に「立てる」ようになっていく姿を何人も見てきた。



できるところと、できないところがあることは承知している。


できるところで支援すればいい、ということでいいのかな?


できるところを増やしていこう、もやっていかないといけないよね。

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