デトックスや便秘解消に役立つ「玄米」。
白米の代わりに食べているという方も多いかもしれません。

よくダイエット中の方から、こんな質問が寄せられます。
 
「白米の代わりに玄米を食べていますが、むしろ便秘が悪化している気がします」
 
その原因は何でしょうか。
答えは玄米に含まれる食物繊維が不溶性食物繊維だからです。
 
不溶性食物繊維とは、字のとおり、水に溶けないタイプの食物繊維。
体内に水分が足りないと、未消化状態になり下腹が重く感じたり、便が出そうででない不快感が続きます。
 
主な解決策は2つです。
1つ目は、玄米を食べるときには必ず汁ものをプラスする。
水分をとることで、不溶性食物繊維を押し流して腸を掃除させます。

2つ目は、水に溶けて便を柔らかくする水溶性食物繊維を一緒にとること。
水溶性食物繊維とは、こんにゃく、海藻類やフルーツ類などです。
ちなみに、不溶性食物繊維は穀類・野菜類・きのこ類・大豆など。
 
私の玄米の食べ方は、玄米に水溶性食物繊維が豊富なもち麦を3割、
あるいは粒こんにゃくを加えて炊くことです。こうすることで、水溶性食物繊維の豊富なおかずを加えなくても、むりなく効果を得られます。
 
また、一晩水につけて、新しい水に入れかえてから炊く(発芽効果)。
すぐ食べるときは、玄米を煎ってから使うなど、
玄米の表面の殻を壊して消化をよくしてから食べる工夫をしています。
 
よかったら参考にしてみてくださいね。