”ちょい悪名伯楽”田中栄民がユリオルキス・ガンボアを分折 | エビ☆ログ

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角海老ボクシングジム公式ブログ

ユリオルキス・ガンボアvs荒川仁人選手(八王子中屋)の

超豪華シークレットスパーリングが行なわれたのは

今月8日(月)の出来事。

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次期スーパースター候補と目される

ガンボアの超絶ハイスペックな能力には

ギャラリーからも感嘆の声が漏れるほどでしたが、

この道30余年、

幾多の超一流世界王者を見てきた

ボクシング界のちょい悪(?)先生こと

”1997年エディ・タウンゼント賞受賞者”

田中栄民トレーナー

愛車の素晴らしさを語っていただく前に

ガンボアのスパーリングを分折してもらいました。


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ガンボアはバネがあって、巧い印象が残ったね。

(エドウィン・)バレロには怖さ、恐怖を感じたけど、

ガンボアにそこまで迫力は感じなかった。

それよりも巧さだよな。


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(WBA世界フェザー級王座を)

19回防衛した(エウセビオ・)ペドロサも

手が長くて、要領の良い

同じような巧さを持つタイプだったけど、

初めてペドロサを見た時のような

目からウロコが落ちるような衝撃はなかったな。

でもガンボアも一流の選手だと思った。


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バランスの良さ、基本の大切さ、回転力。

離れて良し、接近して良しの自在型で

動体視力も良いし、相手のスキを見つけるのが巧い。

これはアマチュア時代からの長いキャリアで

培われた読みの鋭さだろう。

それに加えて、高い身体能力も備わっている。

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これを打ったら、これが来るという読みを働かせる。

そこでの身体の入れ方と頭の持って行き方、

冷静さも印象に残った。


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それから無理してパンチを打つことがなかった。

回転力とバランスを重視して、

思い切り放つパンチは10発中1発くらい。


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スパーリングで練習するという感覚だよな。

相手のパンチを気をつけながら、

最小限のダメージで終わらせることが大事という

高い意識も感じたよ。


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ボクシングをよく知っている。

打たせちゃいけないということを。

ボクシングの練習って

その(=打って打たれての)繰り返しだから、

そこがしっかりしてると思った。

それが巧くなる、そして長くやれる秘訣だから。

本当、いろいろと勉強になったよ。