これが衆議院で可決されたらたまったもんじゃないです(怒
7月31日 参議院外交防衛委員会において「ACTA」と呼ばれるものが全会一致で可決されました
普段の自分なら「ふ~ん」ぐらいで済ましてブログの記事にするなんてことは無いですが調べてみると色々とヤバいものだったので知ってもらいたくて記事を書こうと思いました
まずACTAというのは「Anti Counterfeiting Trade Agreement」の略で日本語では「偽造品の取引防止に関する協定」や「模造品・海賊版拡散防止条約」と呼ばれるものです
この協定の元々の狙いは中国で多く出されているコピー商品に悩む小泉政権が2003年に提唱したものです
しかしこのACTAに関する内容は一切報道されること無く秘密主義のもとで作成されました
また日本が提唱したにもかかわらずこのACTAは英語、フランス語、スペイン語で書かれており翻訳も一切されていないそうです
そして2008年に審議過程をウィキリークスが暴露するまで審議されていることさえ知られてないなかったんです!!
このACTAの問題点としてあげられているのが
・著作権侵害が疑われるウェブサイトの強制シャットダウン
・インターネットサービスプロバイダーから捜査当局への情報提供
・スリーストライク法
・インターネットサービスプロバイダーへの監視義務の強制
などが上げられています
一番上の「著作権侵害が疑われるウェブサイトの強制シャットダウン」というのは
要するわずかでも著作権に触れているブログやウェブサイトを国が強制的に閉鎖させることが可能になるということです
つまり国が「これはダメ」といった時点で自分のブログやウェブサイトが強制的に閉鎖されるということになりますね
スリーストライク法というのは
三回侵害行為をしたらインターネットの接続を強制的に遮断されるというものです
そして監視義務の強制というのが厄介ですね
常に自分が監視されているということと同じになります
また日本が戦時中の検閲国家に戻ってしまうといっても過言ではないです
このようなことがあるにもかかわらず何も公開せずおまけに勝手に可決までしてしまう国がやっぱり糞に思えてきます
しかもACTAの説明30秒ほどで終わらせ初の審議入りで全会一致
これは本当に重要な国際条約です
こんな簡単に可決されるなんて・・・
欧州では言論封殺にもつながる危険性が高いということで賛成39 反対478 危険165
という圧倒的な数字で否決されているわけです
もしこれが衆議院で可決されることになればおそらく現在のほとんどのブログは潰れることになるかもしれません
2chやTwitterなども対象になると思われます
これにより「インターネットは自由な場所」というのが崩壊します
ここで反ACTAへの賛同Messageを受け付けています
個々に書き込むことによって反ACTAの署名になります
それでは!!