9月22日前引け・リーマン売り玉の処分が伸び悩みの一因かも知れません | 燻製作りは温度が肝心

9月22日前引け・リーマン売り玉の処分が伸び悩みの一因かも知れません

前引けの日経平均は1万2156円・△236円
先物は△210円


売買代金トップは三菱UFJで△36円。以下みずほ・△1万9000円、三井住友・△2万3000円、任天堂・△2500円、商事・△215円などとなっています。

CMEの日経平均先物は1万2500円目前の水準まで伸びていたのですが、東京タイムに入ってからは、やや伸び悩みの展開となっています。

週末、先物でリーマンが1万5500枚の反対売買(売り)を行いました。手口を見ると、その玉は野村、メリル、JPモルガンといったところが受けた形になっています。この日の先物伸び悩みには、その処分に絡む事情が投影されていたのかも知れません。連休の谷間というとこで、積極的には上値を買いにくいタイミングでもありますし。

GSユアサがストップ安。週末引け後に同社子会社循環取引を行っていたとのニュースが表面化し、それを嫌気する動きです。回収に懸念のある75億円といわれますが、この金額以上に、企業統治に対する世間の目が厳しくなるなか、最近では、こうした不祥事を起こすと、場合によっては、上場廃止というきついペナルティーを受けかねません。困ったことをやってくれたものです。

今日は2時に自民党の両院議員総会が行われ、そこで正式に麻生総理が誕生します。ちなみに麻生フォームクリートの前場終値は△39円。麻生総理誕生でさらに勢いを増すのか、あるいは出尽くしとなるのか、ちょっと興味深いところではあります。

では、また後ほど。