童貞が偉そうに他人にSEXの指南をしているようなもの
菅首相と白川日銀総裁が来週にも、最近の経済・金融情勢について意見交換する方向で調整していると伝わっています。
おそらく、市場が期待するような具体的な対策は何も出ないでしょう。しかし、政府と日銀が現状の円高への危機感を共有しているというポーズをみせることで、少なくとも、会談の結果が明らかになるまでは、円高に進みにくい状況が想定されます。
まあ、米株が急落したりすれば、日経も連れ安し、円高も進むでしょうが。
正直、通貨高で割を食っているのは先進国の中では、日本だけです。介入は米国の了解がなくてはできないでしょう。
しかし、支持率低迷・内需低迷に悩むオバマ政権は、景気浮揚を輸出に頼むしかありません。雇用をなんとか改善しないと、選挙がヤバイでしょうから。
少なくとも、11月の中間選挙までは、ドル安ウエルカムでしょうね。
となると、他国の了解を必要としない対策しかありません。
とりあえず、現在20兆円の資金量枠となっている新型オペの供給量拡大や、これの貸付期間の6カ月程度までの延長や、国債買い取り額の増額など、できるところからやって欲しいですね。
今の政府・日銀の円高への対応は、童貞が偉そうに他人にSEXの指南をしているようなものに感じます。