権利付き最終売買日・・・両建ては高額日歩にご用心

おはようございます。

連休明けの米国株式市場はダウ３０種が１８７ドル高の上昇。さらには、外為市場でドル／円が１００円台まで円安に振れていることなどから、今日は明るいムードとなりそうです。

米国ではサブプライムローンのリスク指標となっているＡＢＸ指数も前週から改善。さらに、ベア・スターンズの買収金額引き上げ、２月の中古住宅販売が予想外の増加・・・好材料が相次いだため、米株はホッとひと息といった感じでしょうか。

さて、今日の東京株式市場、３月期決算企業の配当や株主優待など権利付き最終売買です。例年この日は、値打ちのある株主優待を狙い、売り買い両建てで優待をゲット！・・・これを狙う投資家も少なくないようです。

しかし、中には、売り建てたは良いものの、品薄株でとんでもなく高い逆日歩が付くことも・・・かえってコストがかかった“餃子の優待券”・・・つまり、数万円の逆日歩を払い優待券を取得・・・などという笑えない話が過去に実際ありました（←ちなみに私のことではありません）。

所有期間利回りの観点からも、今日は一番のお買い得日・・・何しろ、中間配当を実施していない企業などは、宵越しするだけで年間配当金が丸取りですから。

環境も好転しているうえ、こうした買いも入るので、堅調な相場展開が予想できそうです。

今日も１日、頑張りましょう