ぐっと気温も下がり過ごしやすい日々が続いていますがこれから秋に向けて衣替えなど少しずつ準備していく必要がありますね。

さて今日は為替動向をチェックしていきましょう。

■ドルは史上最安値となる75円95銭まで下落 量的緩和第三弾の思惑も

ドル・円は、ドルの史上最安値となる75円95銭まで下落した。26日のジャクソンホール会合で、バーナンキFRB議長が量的緩和第3弾(QE3)の導入を示唆する可能性が払拭されないことから、ドルは軟調推移となり、19日のNY市場で、ドルは一時75円95銭まで下落した。しかしながら、円売り・ドル買い介入に対する警戒感が再び高まり、ドルは76円54銭に戻して引けた。

■バーナンキFRB議長のジャクソンホール会合での講演に注目

今後のドル・円は、26日のジャクソンホール会合でバーナンキFRB議長が量的緩和第3弾(QE3)の導入を示唆する可能性が払拭されないため、上値が重い展開が予想される。ドルは変動相場制移行後の最安値となる75円95銭まで下落したが、政府・日銀による円売り介入が再び実施されるか否かが、注目ポイントとなる。日銀による円売り介入が無ければ、ドル続落の可能性が高まる。

【26日:ジャクソンホール会合】

バーナンキFRB議長が2010年8月のジャクソンホール会合で量的金融緩和第2弾の導入を示唆し、11月の連邦公開市場委員会(FOMC)で導入したことで、今年も、量的緩和第3弾の導入を示唆するのではないか、との憶測が高まっている。バーナンキFRB議長は、インフレリスクをインフレ見通し(ブレーク・イーブン・レート)でチェックしていると述べている。2010年夏の5年インフレ見通しは2.0%を割り込んでいたが、今年は2%台後半で推移している。消費者物価総合指数は、2010年7月は、前月比+0.3%、前年比+1.2%、コア指数は、前月比+0.1%、前年比+0.9%だった。2011年7月の消費者物価総合指数は、前月比+0.5%、前年比+3.6%、コア指数は、前月比+0.2%、前年比+1.8%で、昨年夏よりもインフレリスクが高まっている。バーナンキFRB議長が量的緩和第3弾に言及する可能性は低いと予想する。

【中国人民銀行:人民元切り上げの可能性】

中国人民銀行が、インフレ抑制のために追加利上げ、人民元の切り上げを打ち出す可能性が高まっている。

【日本国債格下げ懸念】

日本の財政赤字、債務増大懸念から、日本国債が「シングルA」に格下げとなる可能性が高まっている。日本国債が格下げされた場合は、円売り要因となる。

【本邦通貨当局の円売り介入】

本邦通貨当局による円売り介入枠は150兆円、現在約33兆円程度の介入枠が残っている。昨年は、8月に中曽日銀理事と玉木財務官が会談した後、9月15日に円売り介入が実施された。今年も8月18日に中曽日銀理事と中尾財務官が会談しており、円売り介入の可能性が高まっている。

こういった形で円高地合いの強い展開をどう払拭していくのかそして為替介入を含めた経済政策がどうとられていくのかが焦点になってくるのではないでしょうか。

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