閉経後対象のアロマターゼ阻害剤
「フェマーラ」(レトロゾール)
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抗がん剤治療中から
生理は止まっていたので、
タモキシフェン服用の5年が過ぎると
年齢的にも閉経後適用のフェマ-ラに
そのまま移行しました。
本来なら、当時の年齢50歳では、
まだ閉経には至らなかったでしょうが
こちらも早目に期間満了
この継続投与に関しては、
暗黙の内に「当然」な流れで
特に選択の余地も無し
ただ心配だったのは
例によって副作用
今思えば苦笑いですが、
超ビビりなエピソードあります。
タモを飲みきったら
フェマへという
切替時期が来て、
処方を受けたけど、
副作用が心配でたまらない
予定していた
研修旅行があったので、
急におかしくなったら
どうしよう
と、心配のあまり、
結局、数日後ふたたび
タモを処方し直して貰い
1ヶ月延期したという…
ほんと超ビビりですが、
いかにこれまで
副作用に悩まされたか、
ですよ~
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薬を切替えてすぐ、
カラダの変化は
とてもわかりやすく、
大きな違いは
タモキシフェンが身体全体の不調、
フェマーラが局所的な不調。
フェマの主な副作用は
老体現象~
◆皮膚は乾燥が強くなり、
顔のツヤも無くなり、
顔色がくすみ、
シミ、シワ、ごわつき、
一気に老化が進行。
◆手指・腕・肩
強度の関節痛(経年で減少)
強ばりはタモと同等。
腕全体の鈍痛はタモより軽減。
肩凝りも軽減。
(肩や鎖骨部に
局所的な痛みはあり)
◆起床時、足が思うように動かず
ヒヤリはっとが多い
◆時々強い足の痺れ
(抗癌剤治療時よりは軽度)
足の浮腫み軽減
◆筋肉の減少か
全身がシワっぽく
萎んだ感じ
◆食欲が平常に戻り
甘いものへの強い欲求も減少
◆疲れやすさはあるが
タモの様な倦怠感
ダル重さは軽減
◆胸が苦しくなる回数 減少
◆物忘れが強くなり
認知症初期症状にも匹敵する
症状が多い
◆ろれつが回りにくい
◆かすみ目、タモより強い
◆何度もトイレに起き
眠りが浅いが
タモより寝付きは良い
◆度々胃が痛む
◆コレステロール値は更に高まり
200超
◆毛髪の減少(特に前髪)
髪質悪化
◆風邪の引きやすさは同等
などかな。
総合的には
前にも記した通り
フェマーラの副作用は
初期症状は強くても
慣れてくれば
タモより楽です。
タモの方が良かったのは
顔の色ツヤが
まだあったこと。
女性としてせめてココ大事
いくらブロックされても
女性ホルモン出てるのと
根っこから出さないのとは
違うんだなーと痛感します。
今書こうとした事も
すぐ忘れてしまって
後から気付くんですが
時既に遅し…。
大体はこんな副作用です。
長々記しましたが
何かの参考になりましたら
嬉しいです
※アロマターゼ阻害剤:副腎からのエストロゲン産生を抑制します。その作用特性から、閉経後のホルモン療法として用いられます。よい適応となるのはホルモン反応性が高い女性ホルモン受容体陽性乳がんです。このような場合、高い有効率が期待でき、予後の改善にもつながります。進行乳がんに用いるほか、手術後の再発予防目的に補助療法として用いることも多いです。