※日本語記事があまり無いようなので、FIVBの記事を勝手に翻訳掲載してます。

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8/2 ブラジル・リオデジャネイロ  日本対ブルガリア


日本は前日にブラジル戦に続いて、フルセットの末ブルガリアを破って2勝目をあげた。

3-2(20-25 20-25 33-31 25-18 15-11)


OPの出耒田は両チーム最多の47得点、ブルガリアはペンチェフとJeliazkovがそれぞれ24、23点。


第1セットは、ブロックのよさを生かして、ブルガリアが得点を重ね、簡単に1セットをものにする。

第2セットも、ブルガリアがゲームを支配、日本のサーブミスでファーストTOとり、その後もサーブポイントなどを重ねて19-13までリードすると、佐幸監督はたまらずタイムアウト。しかしタイムの甲斐なく、ブルガリアが流れをキープしたまま、最後はPenchevがスパイクを決めてブルカリア。


第3セットにはいると、出耒田を止めることが出来ず、日本が6-3でリードし、中盤まで流れを支配するがブルガリアが中盤に追いつく。その後Ventsislavが日本のスパイクを止めて一旦18-19に逆転、しかし、日本はその後再び粘りを見せ、結局最後は出耒田のスパイクで33-31で一セットを取り返す。


日本は1セット取替えした流れのまま、前日のブラジル戦のようなパフォーマンスで、第4セットも伏見の連続得点などもあり12-6と序盤で大きくリード。ブルガリアもブロックを聞かせて17-15まで追いすがるが、鶴田の活躍などで再びリードを広げ23-18に。そしてこのセットも最後は出耒田で25-18。


完全に流れを変えた日本は、最終セットもいい出だしで5-2とリード。しかしブルガリアも再びブロックで6-6に。その後、リベロの井出のすばらしい”backcourt"(=コートの外に出てボールを拾ったのかな?)や出耒田の活躍で、11-9にすると、そのままの流れで、最後は相手スパイクがネットにかかり、日本が試合をものにした。



 ゲオルギエフ主将「日本は守備が良かった。3s目で終わらせるチャンスがあったが出来なかった」 久保山主将「レシーブが安定せずブルのブロックが良くて出だしに問題があった。それでも5s目まで行き勝つことが出来てよかった。


ブルガリア監督ジェリアスコフ?「日本は結果を求めて戦うという気質があったし、これが勝利の鍵だった。我々は(3sで)終わらせることも出来たはずだが、その気質がなかった。若い選手が今日のことで色々学んだと信じたい」


佐幸監督「試合の序盤は色々とあったが、ほとんどは気持ちの面での問題だったと思う。ディフェンス力は信じていたし、試合には勝てると思った。出耒田が本当によくやったくれた。彼は良い選手に必要なものを持っているが、まだまだこれからだ」