はみだしボクシング☆ | オンナだって強くなりたい♪~虚弱娘の空手奮闘記~

オンナだって強くなりたい♪~虚弱娘の空手奮闘記~

アーネスト・ホーストの試合がキッカケとなってグローブ空手を始めた虚弱娘デス♪(・∀・)


「格闘技に向いていませんね!」

今日、ボクシングジムでトレーナーさんに言われた言葉( ̄ロ ̄|||)


昨日は休日出勤したので、今日はやっとお休みの日。
バタバタと用事を片付けて、夕方、ボクシングジムに走って行った。

早速、柔軟を終えて、リングに上がり、

目下練習中のステップをトレーナーのKさんに

対面シャドーで教えてもらうことに。


Kさんから、
「僕をリズムボックスだと思って、僕の動きに合わせてください。」

との指示を受けて、スタ-ト。


実はこれが、今迄の中で一番難しかった(≧ヘ≦)



ジムではアップテンポの音楽が相変わらず流れており、
そのリズムとKさんのリズムは全く違うリズム。

リズムボックスと化されたKさんからリズムを感じ、
合わせようと集中しようとするんだケド、



ジムで流れている音楽がどうしても気になり、
そっちのほうで無意識にリズムをとってしまう(≧ω≦)



音楽を聴いてはダメ!

Kさんの動くリズムに集中しなければ!(/≧◇≦\)


何度も自分に言い聞かせるんだけど、
混乱して何が何だか分からなくなってしまった(|||▽||| )


自分でも嫌になってくる程、不器用でドジ(T∇T )


「MIDORIさん、考えすぎなんですよ。自然に動けばいいのに。」

・・・毎回言われるケド、
見たままを出来る運動神経のいい人は、

自然に体が反応するから考えなくてすむだけの話。



MIDORIのようなドジは、

体で出来ないから仕方なく考えるのデス(・へ・;;)


ここで、冒頭のKさんの強烈な一言・・・。

これは正直かなり堪えてしまった( ; ̄ω ̄)ゞ


まぁ自分の場合、
格闘技に向いてないのでなく、スポーツ全般に向いてない(;´ρ`)

元々分かってたことだけど。

気にしていただけに、ズンと響く ∑(>д<)


「格闘技に向いてない」

その言葉だけが何度も頭の中をグルグルと回る(×_×;)

何だか涙が出そうになり、

それをごまかすためにサンドバッグを叩き続けたんだケド、



隣でサンドバッグを叩いている人の
ドスッ!バスッ!という音に比べ、

MIDORIがサンドバッグを叩く音は、

ペチッ!ペタッ!

・・・何て情けない音(≧ヘ≦)



ダメだ・・・やっぱ向いてないわ( ̄∇ ̄;)

今日は他の練習も出来ないまま、早々にボクシングジムを出た。


ジムの帰りに、エレクトーン講師仲間の家に押しかけた。

この友人は、MIDORIよりも年齢が上である分、


当然、音楽歴も講師歴も長い。

今日のボクシングジムでの出来事を一部始終話すと、
一通り聞いた友人は、


「MIDORIちゃん、根本から間違ってるよ。

棲む世界が全然別だもの!音楽家にはそれは無理!」

!!
簡単に斬り捨てられたΣ( ̄□ ̄;)




MIDORIは、4歳の頃から現在に至るまでエレクトーンを
やっていて、一応、曲がりなりにも講師免許も持っている。


音楽歴は、MIDORIの実年齢ー4=××年!



ゲッ!すごい年数!ΣΣ( ̄◇ ̄;)!


まぁ、講師免許持ってるといっても、
MIDORIの場合、音楽力が高いわけではない( ; ̄ω ̄)ゞ

でも音楽が好きで、エレクトーン以外にもピアノやギター、
ドラムなども少したしなんで来た。


こういう努力した分が自然に染み付いてしまっているかも(・へ・;;)

日常生活でも、知らず知らずのうちに音程やリズムを感じている。

例えば、お風呂が沸いた時のアラームの、
「ピピッッ♪ ピピッッ♪ ピピッッ♪ ピピッッ♪」


という音でさえ、


音程とリズムで聴こえたりするし/(´ヘ`;)\


音楽を極める上ではこれはむしろ喜ばしい事だけど

ボクシングをやる上で足枷になるとは・・・ (×_×;)


今さら音楽を無視してというのは
どうしても出来ない(|||▽||| )

やっぱり格闘技は観るだけに戻ろうか・・・
元々無理だったんだ_| ̄|○|||


そう考えながら黒王号に乗って、落ち込んだ気分のまま家に帰る。

部屋に入ってうなだれていると、ホーストのフィギュアやサイン色紙、
サインTシャツなどが目に入るΣ( ̄口 ̄*)

しばらくボーッと眺めていると、彼の言葉を思い出す。




“自分を取り巻く環境から良い影響を受けなさい。

誰か目標となる人を敬愛し、それを模倣すればいい”



MIDORIの敬愛する人・・・・。


・・・・・ホースト!( ̄□ ̄;)!!


で、今迄ずっと、彼の試合のビデオを観てた。

半前屈立ちになり、
後ろ足のかかとを浮かせた状態で立ち、前後に動く。


強く前に踏み込み、スウェーで相手の攻撃を避ける・・・・

スローで巻き戻したり、コマ送りにしてじっくりと観察する。

・・・・!

彼を摸倣し、時間はかかるけど努力を続けよう(≧∇≦)b


格闘技に向いてないからやめる?
音楽歴が長いから、他のリズムがとれない?



・・・そんなの言い訳だ!(≧ヘ≦)


運動神経が悪ければ、他の人の倍以上練習すればいい。
出来なければ、出来るまでやればいいだけ。

ボクシングジムでは、
「運動神経の悪い人お断り」とはされていない。


じゃあ、ドジなMIDORIがシツコク通ってもいいよネ(≧▽≦;)


泣き言いわずにコツコツ頑張ろう(≧∇≦)b


敬愛するホーストに近づけるために!!