いわく文字に、声にしづらい”何か”がセッションでは起こる | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

 

コーチングやカウンセリングに

興味をもちながら、

 

申し込みを躊躇してしまう。。。

 

 

そんな方々の疑問。

 

セッションという密室で

何が行われているのか。。。

 

というより、

 

話をするっていっても、

何を話しているんだろう・・・?

 

それとも、

延々と一人で話すのか・・・?

 

というほうが近いでしょうか。

 

 

 

もしくは、

 

そんなに高いお金を払って

本当に効果があるんだろうか・・・。

 

どういう理屈で

その効果が出るんだろうか・・・。

 

話をするだけで

なんとかなるんだろうか・・・。

 

というのも本音かもしれません。

 

 

(私もそう思っていました!

 

この業界に足を踏み入れる

なんて知りもせずに・・・笑)

 

 

 

だって、

誰でも日常的に

おしゃべりはしているのに、

 

お金を支払って、

わざわざしゃべりに行くって

 

いったいなんなんだろう?

 

何が違うんだろう?

 

何にお金を支払っているんだろう?

 

 

そんな疑問が浮かんだとしても

おかしくありません。。。

 

 

 

一般的なイメージは、

 

否定せずに聴いてくれる、

共感してくれる、

アドバイスがもらえる、

一緒に考えてくれる、

 

といったところでしょうか。

 

 

 

おそらく、

専門に訓練された人が

聴いてくれるのだから、

 

いいアドバイスが

もらえるのではないか、

 

普通の人が聞くよりも、しっかり

聞いてくれるのではないか、

 

なんてところも

あるかもしれません。

 

 

 

(と、同時に、

 

自分が働く業界を知らない人が

何かアドバイスできるんだろうか?

 

という疑問もありますよね!)

 

 

 

 

専門家によっては、

アドバイスとは言わなくても

 

心理教育

(心の仕組みの理解を助け

日常に活かす)

 

という言葉を使うことも

あるかもしれません。

 

 

話を聞いてもらって、

感情や思考を整理し、

 

必要あらば

自分にあった助言をもらう。

 

 

 

確かにそうなんですが、

これだけでは、

 

セッションの現場で起こっている

ダイナミックな心のやりとりは

どうしても表現しきれない。

 

うーん。

 

ほんと、もどかしいです(笑)。

 

 

 

コーチングとカウンセリングの

1セッション(50分)の流れを

ざっくり比較すると、

 

 

コーチングのほうが、やや

 

起承転結?がしっかりあって、

話の流れもある程度

枠組みにそって進められ

 

どちらかというと、

 

ゴール志向、

目的に合った対話をすること

 

を意識する傾向が強い。

 

 

 

一方、カウンセリングは

 

感情や、言葉の選択に注目し、

 

どういうときに

何を

どう感じているか、

 

を丁寧に一つひとつ確かめながら

進んでいく感じ。

 

 

対話の目的はあるけれど、

1回ごとが合目的であるより、

 

長期的にかかわりながら

自分の内側を見つめつつ、

 

最終的に、自分なりの着地点を

さぐっていく傾向が強い。

 

 

 

コーチングも、カウンセリングも、

自らたどり着いた

 

”気づき”

 

を大切にしていますが、

 

カウンセリングのほうは、

毎回、毎回、コンスタントに

 

気づきました!

 

というふうにはなりにくい、かな。

 

 

というのも、

1回のセッションで

 

決着をつけようとか、

 

何かの答えを出そうとか

するのではなく、

 

何回か回数を重ね、

二人の関係を築き、

 

そこから生まれるものを

さらに材料とし・・・

 

というプロセスの中で

変化や気づきが起こることを

期待しているから。

 

 

 

なので、対話は

話は右に左に、天に地に、

あちこちへ広がって

 

いったいどこに行くんだろう?

 

という回もあります。

 

 

それでも、二人が

一つの目的に向かって

じっくり向かい合っていくと

 

次第に、一つの方向に

収れんされていく。

 

 

今日のセッションは

なんかよくわからなかったな。

 

という回も

あったりするのが

 

実際のカウンセリング現場

ですが、

 

決して無駄な話はないし、

無駄な間はない。

 

これがセッションの面白いところ。

 

 

 

 

蝋梅

 

 

 

 

そういう

道筋があるような、ないような、

決して予定調和しようにもできない

ライブのかかわりの中で

 

私がやっているのは、

 

専門に訓練された

臨床心理士としての自分と、

 

40数年生きてきた

生身の一個人としての自分の

 

両方の感情と

両方の思考を

 

モニタリングしながら

クライアントとかかわっていくこと。

 

 

 

クライアントと自分の

感情や思考を交差させながら、

 

時に感情を一つにしたり、

 

時に別の面を見せる

鏡になったり、、、

 

 

 

共に歩みながら同じ景色をみつつ、

 

時に反対側にある景色を

振り向いてもらったり、、、

 

 

 

そのかかわりからごく自然に

クライアント自身の気持ちや

大切な課題の核に

 

自分で近づいていく。

 


そういう内的な仕事が

なされるまで二人は会い続け、

一緒に山を越えていく。

 

 

いつしか、例えば

 

自分自身を受け入れ

今の自分でやっていこう、

 

というところに落ち着いていく。

 

 

 

こういうことが

起こるんですよね。。。ほんと。

 

クライアントさんの力が

それを起こす、というか。。。

 

 

 

こんな現象を起こしていくのが

カウンセリングやコーチングですから、

 

どうしても

コーチやカウンセラーは

生涯訓練、となりますね。。。

 

 

 

ですが、

それなだけに、

 

年齢や経験だけでなく

個としてどれだけ真剣にかかわるか、

 

で勝負できる部分・場合もある

 

(もちろん、

絶対的な土台は大前提ですが)。

 

 

 

いろんな先生が

いろんな言葉で

 

セッションの中で

何が起きているか、

 

を文字に、声にしています。

 

 

 

そんなとき、

理論があることは承知の上で、

 

どの先生も

 

「いわく言葉にしがたい何か」

 

があることを

否定できないんじゃないかなぁ、

 

なんて思います。

 

 

 

理論的に説明し、

納得してもらうことと、

 

実際にセッションを

受け、体験してもらうことは

 

まったく質の違う

理解を提供しているんですよね。

 

 

 

うーん。

 

とはいえ、

少しでも言葉にしたい!!!

 

迷っている人にお伝えしたい!!!

 

という気持ちも捨てきれない(笑)。

 

 

 

そして、

ブログ更新の日々は続く・・・

ですね(笑)。

 

 

 

カミヤカオリ

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