会社にお勤めをしながら、
仕事にやりがいを、
仕事でやりたいことを、
仕事で自己実現を、、、、、、
なんて言われても、
「やれ」
と言われたことをやるしかないのに、
どうすればいいの？
･･･という悩み、
けっこう多くの人が持っていると思います。
私も営業をしていたころは
心底そう思っていました(笑)。
売上予算は上から降ってきますし、
社の方針なんて
自分に決められるわけないし、と
かなりふてくされていました･･･ね(笑)。
こういう状況のとき、
ただ単に ”前向きに” というのはちょっと苦しい。
で、交通整理をしましょう！
となるわけですが、
今日はその整理方法を一つお話ししようと思います。
会社にお勤めしながら
自分がやりたいことをやる、
というのは、言い換えると、
”会社が自分に期待していること”
と
”自分がやりたいこと”
という二つの輪っかの
重なるところを見つけ、実行していく、
ということですね。
二つの輪ゴムを重ねたとき、
重なる部分が大きいほど
会社の期待と、自分のやりたいことが
ぴったり合っている、
ということですから、
きっと、楽しくてモチベーション高く
過ごせているだろうと思います。
逆に、
二つの輪ゴムがほんのちょっとしか重なっていない、
というのは、
両者の志向が相当にずれていて、
やりたくないことを
「仕事だから」
という理由だけで我慢してやっている･･･
なんてことになっているかもしれません。
とはいえ、
重なるところが少しとはいえあるのですから、
とっかかりはある、と思います。
この、ずれた二つの輪が近づいて
もっと重なる面積が増えれば、
心ごきげんに働けるようになる可能性はあるはずです。
で。
願わくば、
両方の輪がお互いに近づく努力ができればいいですが、
まずはここでは、
働く自分の輪をどう近づけるか（または、大きくするか）、
を考えてみたいと思います。
１．自分がやりたいことを知る
２．会社が期待していることを知る
３．上二つの重なるところが増えるよう行動する
クライアントさんの変化を拝見していると、
大きく分けて、
この３つのステップを繰り返していくことで
自分の輪が広がりつつ、会社の輪に近づいていくようです。
自分のやりたいことを知る、というのは、
とても重要です。
誰かにこうしてほしい、
環境がこうなってほしい、ではなく、
今この状況の中で ”自分が” どうしていきたいのか？
ということを考えるわけですから、
主語はいつも自分です。
会社の期待というのは、
分かっているようで、なかなか正確には分からなったり、
いつのまにか？変更されていたり
あるいは変化がものすごく激しかったりして、
その会社によっては、
把握しづらいこともあると思います。
なので、
「これを知ることは重要なことだ」
という意思をもって常に動向にアンテナを立てるなり、
上司に直接話を聴く時間を設けたり、と
自分から興味をもつことから始まります。
これをしっかりやってみると、
輪ゴムの重なりが思ったより大きかったり、
あるいは、
決定的な方向性の違いに気づいて
重なりがさらに小さくなる、なんてこともあるかもしれません。
いずれにしても、
辞める辞めない、頑張る頑張らない、を決断するとき、
「なんとなく」
ではなく、
確信をもって判断できるのではないかと思います。
そして、
確信がもてれば、
頑張りも利くってもんですよね。
辞めるにしても、
第三の方向を探すにしても、
次への方向性が手に入ります。
この確信がないまま
二つの輪ゴムの重なりを大きくしようとして
行動したとしても、
方向も定まらないですし、
「なんとなく」や「無理やり納得している感じ」
がぬぐいきれないままだから、
状況が悪くなったりすると、
気持ちが揺らいだり、同じことで悩んだり、
ということを繰り返しがちになります。
会社に所属しながら
自分も幸せに、ごきげんで働くこと。
これは不可能ではないと思います。
ですが、
忙しく成果へのプレッシャーにさらされやすい現代で
それを実現するためには、
漫然と昨日の続きをするだけではなく、
今日どうするか、
明日どうしたいか、
をしっかり時間をとって考えていくことがカギになると
私は思っています。
それを考えるために、
コーチングはとても有効です。
堂々巡りから抜け出して、
辞めるにしろ、続けるにしろ納得の決断をしませんか？
二人でアイディアを出し合いましょう！
体験セッションにお申込みくださいね。＾＾
【受付中】プロコーチ＆コーチング学習中の方むけ勉強会
『7/28開催：コーチングの海外論文を読み込む勉強会』
→ 詳細・お申込みはこちらからどうぞ
カミヤカオリ
カミヤのプロフィール＆体験セッションのお問合せ・お申込みはコチラ