先日、友人と「NANA」を見てきました。

大人気の原作「NANA」は映画になっても「NANA」でした。

映画は原作の5巻までをまとめた内容で、原作をできるかぎり再現していたよ。

ディテールに至るまで再現されていて、登場人物の服やアクセなんてそのまんまって感じです。

おかげで配役も全員ぴったりに見えます。

でも、できればシンがもう少し子供っぽかったほうがよかったかも。

とにかく漫画を現実にしたらこうなんだと納得できるはずです。

ただ、あの矢沢あいの世界観の台詞を実際に聞いてみるとちょっと笑っちゃいます。

特に注目はヤスです!!

5巻分を2時間にまとめたから当然カットされるエピソードもあるけど、原作「NANA」を期待している人には納得する映画かもしれませんね。

「セカチュー」よりも出だしが好調らしいから続編が作られるかもしれない。


NANAを観た後に矢沢あいで映画化されたもう一つの作品「下弦の月」をみました。

こっちは原作の設定をかなりいじっています。

小学生が4人から2人になっていたり、彼氏が謎を知ったり、外観が酷いバイクが出てきたりと原作と違います。

幽霊が出てくる映画なので仕方がないけど、映画の雰囲気はゴシックホラーって感じです。

これは栗山千明の目の力が凄いし、セットもゴシック風に作っているからなんだろうけどね。

原作が良いだけに、個人的には原作と比べてちょっと残念な映画に感じました。