この日は突然映画を観たくなってレイトショーで宇宙戦争を見てきました。


凄くよくできた映画だと思います。セットもCGも凄いし、映像の撮り方もよかったです。最近、CGなのかセットなのか分からないときありません?どうやって撮っているんだろうと思うときもある。

映画の内容では、パニック映画によくある名所を壊されるわけでもなくて、身近なところで追われている感じが伝わってきました。スピルバーグが「9.11を意識して作った(こんな風な言い回し)」と言っていたけど確かにそれは伝わってきて、テロによる突然の惨劇に巻き込まれたのを表していたと思います。


役者のほうではトム・クルーズはやっぱり上手いし、ダコタファニングの演技も恐怖が伝わってきました。一番よかったのはティム・ロビンスだったかも。ティムロビンスの演技の素晴らしさは「ミスティックリバー」で知っていましたが、今回のも迫力があっていい味を出していたと思います。


オチとしてはちょっと納得いかなかったですね。それが原因で宇宙人を倒すことになるなんてって感じです。要は「地球を食いつぶしている人間は地球に救われた」ってことでしょうか。それに謎も少し残ります。でもハラハラしたいときにはお勧めの映画です。見ていて楽しかったですよ。