UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2014「Catcher In The Spy」@中野サンプラザに行ってきました!!

ツアーファイナルです!高松の振替公演と新木場の追加公演が残ってるんですけど、ツアーファイナルなんです!
{ECE07460-C11A-4F95-867B-276BECC21838:01}

【セットリスト】

01. 黄昏インザスパイ 
02. サイレンインザスパイ
03. オリオンをなぞる
04. 流れ星を撃ち落せ
05. 箱庭ロック•ショー
06. to the CIDER ROAD
07. 君が大人になってしまう前に
08. メカトル時空探検隊
09. 何かが変わりそう
(セッション)
10. シャンデリア•ワルツ
11. 蒙昧termimation
12. WINDOW開ける
13. シューゲイザースピーカー
14. harmonized finale
(ドラムソロ&セッション)
15. 天国と地獄
16. カラクリカルカレ
17. 桜のあと(all quartets lead to the?)
18. crazy birthday
19. 場違いハミングバード

Ec01. instant EGOIST
Ec02. 徹頭徹尾夜な夜なドライブ
Ec03. 23:25

基本的なセットリストには変更は無し。中野2DAYSだし、一曲くらい変えてくるかと思ってたけど、そんな事は無かった。
毎回来てる人も初めまして、そして常に通常営業なユニゾンらしく良い意味で特別感が無いね!

今ツアー通して、斎藤さんの力強い歌声が非常に印象的だった黄昏インザスパイ。ドラム背後の照明で貴雄の巨大な影がホールの左壁に映っていて、ライブでのドラム同様にとても彼の存在感のデカさを感じた。

そしてサイレンインザスパイで会場の空気は一変。この切り替わる瞬間は何度経験してもホント堪らない

欲を言えば次はオリオンじゃなくて、やっぱりシューゲイザースピーカーが良かったなぁ...とw

最初に観た熊谷では『おぉ!こう来たか!』と意外性にビックリしたけれど、個人的にはアルバムのあの流れに特別感みたいなのを感じちゃってるので
σ(^_^;)

流れ星を撃ち落とせ、が終わり今回のツアーでボクが一番気に入ってる箱庭ロックショー~to the CIDER ROADの流れ!!

栃木では、箱庭とかto the CIDERが全然盛り上がって無くて少し凹んだんだけど、今回は箱庭の間奏で斎藤さんがギター掻き鳴らす所のオーディエンスの熱量が肌にピリピリ伝わって来て、マジで鳥肌もんでした!

(唐突に姿を消した貴雄くんを指して)
斎藤「彼がツアー中に居なくなるのは4回目なんですよ、ストイックに中音を確認していて、本当に意識たかおだなぁ~と」

悠々とドラムセットに戻ってくる貴雄くん、そしてまた何かを確認後に姿を消す

斎藤「消え方も堂々たるもんですよ。これだけ堂々としていて、僕らも大きくなったんじゃないですかね。どうする?俺らで中音作る?2000人待たせて、いいよやろうよ」

斎藤「なになに?どうしたの?(再度戻ってきた貴雄くんに)」

貴雄くん、ヘッドホンをチョイチョイした後に両手でバッテンを作る。

斎藤「頭が...悪い?」

貴雄くん、頭をふるふると振り、再度ヘッドホンをチョイチョイしてバッテン。

斎藤「頭が......悪い?え、違う?なんなの。何で何も言わないの? いいよ喋って」

舞台上だけに聞こえるくらいの声で貴雄くんが何かを斎藤さんに伝えて

「あ、もう解決したそうです。(ヘッドホンが)聞こえてなかったの?そんな大変な事が起きてたの?」

斎藤「やっぱりトラブルってのは、ちょいちょいあって。僕のイヤモニが聞こえなかったり、田淵のベースが僕の頭の近くをシュッて来たのを避けたり...前に2針縫いましたからw」

「あと青森でも機材トラブルがあってアンコールの曲を差し替えたり...あ!やっべ!!アンコールあるって言っちゃった!アンコールやるみたいになっちゃった。まだやるかは分からないですけどぉ~」

君が大人になってしまう前に→メカトル→何かが変わりそう、と来て、メンバーによるセッションからのシャンデリアワルツ!!

斎藤「全部の公演が最高なツアーってあんまり無いんだけど、今回のツアーは本当に困ることが無くて強いて言えば...尿意。尿意に困らせられたツアーでしたね」

「さっきも話したけどツアー中に貴雄は4回消えたんですが、そのうち3回はおしっこに行く為っていうね。

ライブ前に水飲み過ぎちゃうんですかね? 最初はウケてたんですけど、2回目3回目となると『またか...』って空気になってくるんですよね」

「田淵は田淵で名古屋まで車で移動してる時に、東名高速の集中工事で渋滞にハマって動けなくなったんですよ。そんな時ボソッと『おしっこしたい』って。

でも全然動かなくて1時間くらい耐えた後に『ちょっとすみません』って車のドアを開けて茂みの中に消えて行きました」

「僕はおしっことか、う○ことかはしないんで、そういうのとは全く無縁なんですけどね。下もツルッツルで『マネキンみたい!』って言われます。でもオナラはめっちゃ出ます!」

蒙昧termination、WINDOW、シューゲイザースピーカーと、クライマックスに向けて着々とボルテージを上げいくメンバーと観客。

そして蒙昧terminationで、頭ん中に詰まってるモンが全部出ちゃうんじゃないかと思うぐらいに、隣で激しく頭を振っているウチの彼女さん。

ここのMCはいつも通り、今ツアーでは自由にライブが出来ている話とか、他のバンドと違い盛り上がりを求めたり手を差し伸べたりしなくて、冷たい印象を与えちゃうかも知れないけど、それは寧ろ逆でって話とか。

斎藤「そんなアルバム、Catcher In the Spy どうぞ宜しくお願いします!」

harmonized finaleは本当にホール映えするね。反響が多少過度なくらいの方が丁度良いくらいに

更に、貴雄くんのドラムソロ→セッション→天国と地獄→カラクリ→桜のあと→crazy birthdayと、トップギアでガンガン畳み掛けてくる。うぃー!らい!はっぴーばーすでー!!

『お終い...はこの曲ッ!』
カウント『1!2!3!4!』で〆の場違いハミングバード。頭振りまくったね、頚椎の捻挫から復活したばっかだから少し抑えめに頭振ってたんだけど、我慢出来ませんでした。

首の後ろがまた痛みだしてるけど、あの曲のイントロとリフって凄く凄くヘドバンしたくなる...

そしてライブの熱狂や興奮が冷めやらぬままに本編が終了。

斎藤「本当はアンコールやるつもりなんか無かったんですけどね。皆の手拍子があまりにも曲(会場でかかってるBGM)に合っていたので、特別にアンコールやります」

「昨日のMCで『僕らWikipediaに下北系って書いてあるんですけど、結成したのが中野で中野にゆかりがあるから中野系に修正してくれ』って言ったんですけど、確認したらもう書き換えられてました。ただ『中野を中心に活動している』って書いてあるんですけど、僕らが中野でライブするの昨日が初めてですw」

「なので『中野で結成して、全国各地で精力的にライブ活動をしている』に直しておいて下さい。でもさ、これで世界各地でライブするようになったらどうしよう...あ、でも田淵が飛行機苦手だから、それは無いですね(隣で必死にクロールの動きをする田淵)」

アンコールは、夜な夜なドライブ→EGOIST→23:25と最後の最後まで底抜けに楽しい選曲。

instant EGOISTの23:25リフ直前に2,3,2,5でカウント刻むところ『セッション2!(じゃっじゃー) セッション3!(じゃっじゃっじゃー) セッション2!(じゃっじゃー) セッション5!(じゃっじゃっじゃっじゃっじゃー)』って2325になってるのを今更気付いたw 今迄何回も聴いてたのに全く気付かなかったよ...

田淵のベースが宙に舞い、田淵がステージ上でハンドスプリングを決め、田淵がローディーさんに勢いあるんだか無いんだかなスピードでベースを投げ渡して、UNISON SQUARE GARDENの最高に楽しい通常営業は終了!

{0A76F085-E782-4CBF-89C1-49F85ABEDCC6:01}
斎藤「東京最高でした。どうもありがとう! 次は2015年のUNISON SQUARE GARDENの誕生日、7月24日に日本武道館でワンマンライブをやります。また遊ぼう!」(←有難う!音楽ナタリー!!)

そしてスクリーンにはデカデカと『日本武道館公演決定』の文字が!!
{CF67E21A-2D29-41DC-8CE7-EB46A55D0401:01}
しかも御丁寧に『いまから3分間ステージの撮影OKです』のアナウンスつき。

そして一歩ホールの外に出るとこんな感じ
{341B20A2-91A9-4BDC-AFD2-45EECC2182C1:01}
僕が宇宙一好きなロックバンド、UNISON SQUARE GARDENの日本武道館公演が決定しました。結成から10年...

彼らが奏でる音は少なくとも大衆に好かれるようなものじゃないし、ベーシストはまとめサイトで記事になるくらい気持ち悪いし(褒め言葉)、客層は残念だけど

それでもそれでもそれらを全部ひっくるめて、僕がずっと応援して愛し続けてきた音楽が日本武道館という場所で聴けるくらいには陽の目を見られるようになったという現状が凄く感慨深い。

無茶苦茶嬉しいです