この秋に愉しみたい本を2冊見つけました。
まだ購入したばかりなので、詳しい感想は書けませんが
軽く目を通した印象をお伝えしたいと思います。
ひとつは詩画集です。
近ごろは詩集や画集を見かけることはありますが
詩画集を購入する機会がとっても少なくなりました。
「雲の祭日」 (玲風書房)
詩 立原道造
画 山中 現
本のタイトルは立原道造さんの詩の題名からです。
山中現さんの画は、初めて拝見しますが
版画家、画家としてご活躍中の方です。
静かな印象の版画や水彩画が描かれているので
観ていて気持ちが落ち着いてきました。
中には28篇の詩と28作の抽象的な画が収められています。
作品に使われている色や色の配置が絶妙で
その色に浸れるのが何とも魅力的なのです。
詩に添えられているというより、詩と画が共鳴していると言ったほうが
ふさわしいと思います。
そして、もう一冊は。
ハロウィ~ン!
「マイ・ヴィンテージ・ハロウィン」
マリオン・ポール著(グラフィック社)
こちらはハロウィンを愉しむための情報が満載です!
ハロウィンの歴史はもちろん
ジャック・オー・ランタンや魔女、ゴースト、黒猫など
ハロウィンのシンボルにまつわる話題が楽しそう。
そして、何より注目したいのは
どのページもデザイン性が高いのです。
楽しく読むために、こだわりを持って作られたということは
本に付いている栞ひもを見ただけでも想像できますね~。
特に本のタイトルに「ヴィンテージ」と付いているだけあって
古いポストカードが豊富に掲載されているし、
イラストもレトロな作風で
書店で(パラパラとじゃなく)パラッと本を開いただけで、購入即決!
今年の秋はこの2冊と共に過ごすことにします。
はぁ~・・・。また本の衝動買いをしてしまいましたσ(^_^;)
好きな本と出会う時って
書店に入ってから、その本を手に取るまで
あまり時間が経っていないのです。
今回も10分とかかっていなかったはず。
「本に呼ばれた」と理由付けをして、また買ってしまうんだと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました('-^*)/