監督：マイク・ミッチェル
ｷｬｽﾄ：クリス・プラット／エリザベス・バンクス／ウィル・アーネット
配給：ワーナー・ブラザース
公開：2019年3月
時間：107分
昨夜紹介した前作から５年の間に，スピンオフとして『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017年・ワーナー)と『レゴニンジャゴー ザ・ムービー』(2017年・ワーナー)が公開されているが，どちらも本編とは直接の繋がりはない。実質５年ぶりの続編は，前作の監督フィル・ロード＆クリストファー・ミラーが脚本を手掛け，監督は新たに『シュレック フォーエバー』(2010年・パラマウント)のマイク・ミッチェルが務めた。
おしごと大王（ウィル・フェレル）の野望をエメット（クリス・プラット）たちマスター・ビルダーが打ち砕いたものの，ブロックシティがデュプロ星人に襲撃されてから５年後。ブロックシティの秩序は崩壊し荒れ果てて“ボロボロシティ”に名前を変えていた。そのことを嘆くルーシー（エリザベス・バンクス）とは対照的に，どこまでも明るく能天気なエメット。そんなある日， 流れ星に願い事をしようとしたエメットの前に，奇妙な宇宙船に乗ってやって来た謎の宇宙人スウィート・メイヘム将軍（ステファニー・ベアトリス）が現れる。
「自分たちの住むシスター星雲の支配者わがまま女王（ティファニー・ハディッシュ）が結婚式を挙げるため連れて行く」と言って暴れ，無理矢理ルーシー，バットマン（ウィル・アーネット），ユニキャット（アリソン・ブリー），ベニー（チャーリー・デイ），ロボヒゲ（ニック・オファーマン）を誘拐し，宇宙船で飛び立つ将軍。ルーシーたちを追って宇宙へと飛び立つエメット。途中で出会ったレックス（クリス・プラット〈二役〉）の協力を得て，わがまま女王の支配する惑星へと向かうのだったが…。
エメットたちの世界の外側の宇宙は，実は人間の住む世界で，そこへと飛び出したキャラと，意外に凝ったストーリーが楽しめる。
前作のキャラに加え，DCコミックスからアクアマンにハーレイ・クイン，更にはエイブラハム・リンカーンやガンダルフ。排気ダクトでは何とブルース・ウィリス(声も本人)まで登場。兄妹の物語と，レゴたちの物語が交差していく。
ｸﾀ評：★★★★☆
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『LEGO® ムービー』(2014年)