マレフィセント2 | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Maleficent: Mistress of Evil
監督:ヨアヒム・ローニング
キャスト:アンジェリーナ・ジョリー/エル・ファニング/ミシェル・ファイファー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ/ウォルト・ディズニー・ジャパン
公開:2019年10月
時間:118分




6夜連続アンジェリーナ・ジョリー特集のラストはもちろん,先月から公開中の『マレフィセント2』。実はこのブログで【くた★むび】として紹介した最初の作品が,前作『マレフィセント』で,5年後の続編で44歳となったアンジーが,どんなマレフィセントを見せてくれるのか,楽しみでならなかった。監督は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のヨアヒム・ローニング。原題の『Mistress of Evil』は「悪の女王」の意味となる。

邪悪な妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)の呪いによって16歳のときに永遠の眠りに落ちたオーロラ姫(エル・ファニング/吹替:上戸彩)は,マレフィセント自身の“真実の愛”によって呪いを解かれ,ついに目を覚ました。ムーア国の女王となった彼女は,アルステッド国のフィリップ王子(ハリス・ディキンソン)との愛を育み,やがて彼のプロポーズを受け入れる。

城に戻り,父のジョン王(ロバート・リンゼイ)と母のイングリス王妃(ミシェル・ファイファー)に報告をするフィリップ。ジョン王はフィリップ同様,妖精との友好関係を望んでいたが,イングリス王妃は実は妖精のことを憎んでおり,密かに城の地下で戦争のための武器を作らせていたのだった。両家の顔合わせとして招かれた晩餐会で,マレフィセントを挑発しワナにはめるイングリス王妃。抑えきれず魔法を使い室内を荒らして飛び出したマレフィセントは王妃の部下ゲルダ(ジェン・マーリー)の撃った鉄の玉を被弾して海に落ちてしまうのだったが…。

前作でディズニー・スタンダードの解釈を自ら極端にアレンジし,大ヒットさせたディズニーが,オリジナルから70年目に贈る続編。

前作の復習はマスト! やや読み易いストーリー展開ではあるが,それを上回る迫力で魅せてくれる。マレフィセントの子供たちへの眼差しが,現実のアンジーと重なって伝わってくる,ファンには至極の1本。

残念なのはキャスティング。ディアヴァル(サム・ライリー)からノットグラス(イメルダ・スタウントン),シスルウィット(ジュノー・テンプル),フリットル(レスリー・マンヴィル)の3人の妖精までキッチリと前作のキャストを揃えてきたのに,肝心のフィリップ王子が前作のブレントン・スウェイツからハリス・ディキンソンへと交代。最初「誰?」って違和感を持ってしまった。この辺は,ディズニーらしくなかったかなと思う。


映画クタ評:★★★★


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◆シリーズ一覧◆

マレフィセント』(2014年)


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『マレフィセント2』
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