BLEACH/死神代行篇 | p・rhyth・m~映画を語る~

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英題:BLEACH: The Soul Reaper Agent Arc
監督:佐藤信介
キャスト:福士蒼汰/杉咲花/吉沢亮
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開:2018年7月
時間:108分




昨夜に続き,昨年公開の佐藤信介監督作品を紹介。今夜は,昨年7月に公開された『BLEACH』。原作は,2001年から5年間『週刊少年ジャンプ』に連載されていた久保帯人の大ヒット・コミックスだ。『ONE PIECE』『NARUTO』と共に一時代を築き,“億超え”の発行部数を誇る“世界が認めた作品”と言える漫画の実写化。この流れ,佐藤監督のお得意分野となっている。

幽霊が見えること以外はごく普通の高校生・黒崎一護(福士蒼汰)。ある夜,妹が“虚(ホロウ)”と呼ばれる悪霊に襲われる。そこへ自らを“死神”と名乗る謎の少女・朽木ルキア(杉咲花)が助けに入るが,一護をかばって重傷を負ってしまう。絶望的な状況で,最後の手段として,ルキアは一護に死神の力の一部を分け与えることを提案し,一護は死神となって虚を退治する。

しかし,ルキアの予想以上に一護が死神の力を吸い取ってしまったため,ルキアは死神としての力をほとんど失ってしまう。そこでルキアは,自分の力が回復するまで死神代行を務めるよう一護に迫る。一護のクラスメイトになりすまし,力の回復を待つことにするルキア。こうして渋々ながらも死神代行としての努めを受け入れ,虚との過酷な戦いに身を投じていく一護だったのだが…。

福士蒼汰にとっては『曇天に笑う』に続く剣刀アクションもの。誠実で真っ直ぐで,正義感に溢れるキャラを演じさせたら,今,一番と言えるかもしれない。一護の中の“優しさ”と“護る強さ”が,全編から香る1本だ。

共演は他に,一護のライバルで滅却師(クインシー)の石田雨竜を吉沢亮,ルキアの義兄・朽木白哉をMIYAVI,一護の母・真咲を長澤まさみ,一護の父・一心に江口洋介 など。

ところで,長澤まさみと言えば,5月に公開され大ヒットした『コンフィデンスマンJP』の映画第2弾の製作が決定! こちらもファンとしては待ち遠しい。


映画クタ評:★★★★


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