斉木楠雄のΨ難 | p・rhyth・m~映画を語る~

p・rhyth・m~映画を語る~

メインブログ【くた★むび】



監督:福田雄一
キャスト:山﨑賢人/橋本環奈/新井浩文
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/アスミック・エース
公開:2017年10月
時間:97分




8月17日から公開される『銀魂2/掟は破るためにこそある』を前に,前作『銀魂』の3ヶ月後に公開された福田雄一監督作品を今夜は紹介。原作は『週刊少年ジャンプ』に2012年から6年間連載され,「斉Ψ(さいさい)』の略称で親しまれた麻生周一の人気ギャグ漫画。テレビ東京系列でアニメ化もされ,2期120話が放送された。

生まれながらにしてテレパシーやサイコキネシス,透視からテレポートまであらゆる超能力を自在に操る高校生・斉木楠雄(山﨑賢人)。そんな彼が何よりも願っていることは,“普通に暮らしたい”ということ。しかし,楠雄の周りには,学園のアイドルを自認し,上から目線で楠雄に言い寄る勘違い美少女・照橋心美(橋本環奈),バカすぎて斉木が唯一心を読めない燃堂力(新井浩文),筋金入りの中二病患者・海藤瞬(吉沢亮)をはじめ変わり者ばかりが集まり,ことあるごとに楠雄の平穏な日常を踏みにじっていく。楠雄は仕方なく,バレないように超能力を使って危機を回避していた。

そんな中、PK学園高校は毎年恒例の一大イベント文化祭を迎える。無事に終わらせようと奮闘する楠雄だったが,恋と友情の嵐に巻き込まれ,次々と災難が降りかかる。もはや超能力を使わなければ解決出来ない。しかし,周りには多くの生徒たち。どんどん追い込まれていく楠雄。気がつけば,たかが文化祭が,地球滅亡の危機の引き金となっていくのだったが…。

『銀魂』の予算潤沢なハッチャケ感も良いのだが,やっぱ福田監督の“味”が最も滲み出すのは“B級感”や“チープ感”のあるこちら。原作準拠とはいえ,キャラの外見のあり得なさと,ストーリー展開の奇抜さは,「馬鹿馬鹿しい!」と思いながらも引き込ませるパワーを持つ。

さて,公開の迫った『銀魂2/掟は破るためにこそある』。小栗旬,菅田将暉,橋本環奈などのメインキャストに加え,今回はキムラ緑子,三浦春馬,窪田正孝,堤真一の参加も発表され,ますますパワーアップ間違いなし。公開が待ち遠しい。


映画クタ評:★★★★


右矢印福田雄一作品まとめ

右矢印ムロツヨシ作品まとめ

右矢印佐藤二朗作品まとめ

右矢印内田有紀作品まとめ

右矢印新井浩文作品まとめ

右矢印橋本環奈作品まとめ

右矢印吉沢亮作品まとめ

右矢印田辺誠一作品まとめ

右矢印山﨑賢人作品まとめ

右矢印賀来賢人作品まとめ


カチンコもっとカチンコ
『斉木楠雄のΨ難』
▼お友達ブログ▼