ミュータント・タートルズ | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Teenage Mutant Ninja Turtles
監督:ジョナサン・リーベスマン
キャスト:ミーガン・フォックス/ウィル・アーネット/ウィリアム・フィクナー
配給:パラマウント映画
公開:2015年2月
時間:101分




突然変異によって生まれた4人のカメ忍者たちの活躍を描き,長年にわたってアメコミやアニメで人気を誇る異色ヒーロー『TMNT(Teenage Mutant Ninja Turtles)』。これまで5度も実写映画化されている。今夜から2夜連続で紹介するのは,1990年代の3部作から20年ぶりに,より本格志向でリブートされたもの。製作には『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイが名を連ねる。監督は『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(2011年・コロンビア)『タイタンの逆襲』(2012年・ワーナー)のジョナサン・リーベスマン。

シュレッダー率いる悪の組織“フット軍団”の狼藉によって荒廃が進んでいく大都会ニューヨーク。チャンネル6の野心的女性レポーター,エイプリル(ミーガン・フォックス/吹替:ベッキー)は,偶然,闇にまぎれて現れた何者かが,フット軍団を叩きのめすのを目撃する。だが上司のトンプソン(ウーピー・ゴールドバーグ/吹替:泉ピン子)にはまったく取り合ってもらえず,独自に調査を進めることに。そんな中,ニューヨーク市は犯罪対策として,サックス社との契約を更新。エイプリルの亡き父オニール博士(ポール・フィッツジェラルド)は,社の代表であるサックス(ウィリアム・フィクナー)と同じ研究所で働いていた。

ある日,フット軍団が地下鉄の駅を襲撃。エイプリルが駆けつけるとまたしても正義の味方が現れる。忍者の技で軍団をブッ飛ばし,SWATの到着と共に退却する彼らを追いかけ撮影に成功したエイプリルは,彼らを間近で見て気絶してしまう。4人のヒーローの正体は,人間の言葉を話す身長180cmのカメだったのだ。レオナルド(ピート・プロゼック/声:ジョニー・ノックスビル),ラファエロ(アラン・リッチソン),ミケランジェロ(ノエル・フィッシャー),ドナテロ(ジェレミー・ハワード)という名のミュータントでティーンエイジャーのタートルズたちの名を聞いて,亡き父と研究所での過去の記憶が蘇るエイプリル。

後日タートルズに呼び出されたエイプリルに,師匠のスプリンター(ダニー・ウッドバーン/声:トニー・シャルーブ/吹替:カンニング竹山)の口から彼女の父の死の真相が語られた時,フット軍団が現れる。タートルズとフット軍団の宿命のバトルが幕を開けるのだった…。

ヒロインのミーガン・フォックスといえば『トランスフォーマー』シリーズのミカエラ。マイケル・ベイの息のかかる作品でトップクレジットを得たのは驚きだったが,三児の母となり角が取れたのだろうか? ちなみに,自他ともに認める大のタートルズ好きらしい。


映画クタ評:★★★★


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◆シリーズ一覧◆

ミュータント・ニンジャ・タートルズ/影<シャドウズ>』(2016年)