アメイジング・スパイダーマン | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:The Amazing Spider-Man
監督:マーク・ウェブ
キャスト:アンドリュー・ガーフィールド/エマ・ストーン/リス・エヴァンス
配給:コロンビア映画/SPE
公開:2012年6月
時間:136分




地上波での2週連続放送に先駆けて,お蔵にしていた記事を2夜連続で紹介。なぜお蔵にしていたかは,明日の夜に打ち明けるとして,とにかく近年のマーベル・ヒーローものでは『アイアンマン』の次にお気に入りのシリーズ。

幼いころに両親が失踪し,心の傷を抱えたまま成長したピーター(アンドリュー・ガーフィールド)は,ある日,父・リチャード(キャンベル・スコット)のカバンを発見した。ピーターの育ての父である伯父のベン(マーティン・シーン)は,これまで隠していたリチャードの秘密を告白。優秀な科学者だったリチャードの共同研究者で親友のコナーズ博士(リス・エヴァンス)なら,彼の失踪について何か知っているかもしれないと告げる。早速ピーターは,コナーズ博士を訪ねて“オズコープ社”へ。博士の生徒のフリをして社内に潜り込むが,ある研究室で極秘に飼育されていたクモに刺されてしまう。

クモに刺された影響で身軽に動き回る力を手に入れ,同級生のグウェン(エマ・ストーン)との関係も急展開。コナーズ博士からも頭脳の明晰さを認められたピーターは有頂天に。ベンは彼を諭そうとするが,ピーターは耳を貸さない。その直後,ピーターが見逃した強盗がベンを射殺する事件が発生。ショックを受けたピーターは,犯人逮捕のために自分のパワーを使おうと決心する。NY市民は空を飛び回り悪を裁く“スパイダーマン”の登場に大騒ぎ。しかしグウェンの父・ステイシー警部(デニス・リアリー)は彼の存在意義を否定し,逮捕を決意する。一方,会社の上層部から研究の中止を命じられたコナーズ博士は,開発途中の薬を自らの身体に投与。コナーズ博士は薬の副作用で凶暴な大トカゲ“リザード”に変身してしまうのだった…。

2002年~2007年にかけて公開されたサム・ライミ監督による『スパイダーマン』3部作が興行的に成功したのを受け,リブートされた新シリーズの第1作目。この作品のためにあると思えるほどの3Dとのマッチ感,新たなピーター・パーカーのナイーブな魅力,そして親子・家族・恋人とのドラマを丁寧に描いたストーリーとが見事に融合し,見ごたえのある作品となっている。


映画クタ評:★★★★★


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