メン・イン・ブラック | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Men in Black
監督:バリー・ソネンフェルド
キャスト:トミー・リー・ジョーンズ/ウィル・スミス/リンダ・フィオレンティーノ
配給:コロムビア映画
公開:1997年12月
時間:98分




6月の【くた★むび】は3夜連続MIBシリーズから。「メン・イン・ブラック」とはアメリカの都市伝説で,UFOや宇宙人の目撃者のもとにどこからともなく現れ,脅迫的な圧力をかけるとされる“黒服の男たち”のこと。これを題材にして,実は彼らこそ宇宙人の監視をしている特殊なエージェントであるという設定が誕生した。

監督は『アダムス・ファミリー』(1992年・パラマウント)で監督デビューしたバリー・ソネンフェルド。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。アカデミー賞の最優秀メイクアップ賞,ゴールデングローブ賞の最優秀作品賞を受賞したSFアクションコメディ。

ニューヨーク市警の警官ジェームズ(ウィル・スミス)は逃走中の犯人が人間でない事を知るが,その記憶は警察署に現れた“K”と名乗る黒服の男(トミー・リー・ジョーンズ)によって消されてしまう。“K”はMIBと呼ばれるエイリアン監視組織の一員で,エイリアンを追跡したジェームズの腕を認めて彼を組織にスカウトする。ジェームズは一切の過去を抹消しMIBの新たなるエージェント“J”として生まれ変わり,“K”とコンビを組む事になった。一方,地球に無断で侵入して来たUFOが惑星壊滅を企む昆虫型エイリアンの物だと判明。そいつは友好的なエイリアンの皇族を暗殺し,“銀河”と名付けられた未知のエネルギー体を手に入れようとしていた…。

都市伝説のパロディーと,最新のVFX技術で味付けしたアクション・シーンを楽しめる,最高の娯楽作品シリーズ。単にコメディに走らず,ホロリとさせるシーンがあるのも,主役の2人あってこそだと思う。

あと,mibにはポルトガル語で「ビー玉遊び」の意味があることを知っていると,エンディングのシャレも判るかも。

《登場する他のエージェント》
D(リチャード・ハミルトン):Kの元相棒
Z(リップ・トーン):N.Y.支部のトップ
L(リンダ・フィオレンティーノ):検死官ローレル・ウィーバー

《あの人が実はエイリアンだったというシリーズお約束のお遊びネタ》
スティーブン・スピルバーグ/バリー・ソネンフェルド(監督)/シルヴェスター・スタローン/エルヴィス・プレスリー/デニス・ロッドマン など


映画クタ評:★★★★


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◆シリーズ一覧◆

メン・イン・ブラック2』(2002年)

メン・イン・ブラック3』(2012年)

メン・イン・ブラック/インターナショナル』(2019年)