LUCY/ルーシー | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Lucy
監督:リュック・ベッソン
キャスト:スカーレット・ヨハンソン/モーガン・フリーマン/アムール・ワケド
配給:ヨーロッパ・コープ/ユニバーサル・ピクチャーズ/東宝東和
公開:2014年8月
時間:89分




予告編に惹かれつつも,劇場で観るタイミングを逸した作品。ルーシーを演じるのは『アイランド』(2005年・ワーナー)のジョーダンや『アベンジャーズ』(2012年・ディズニー)のブラック・ウィドウで印象的だったスカーレット・ヨハンソン。

ごく普通の生活を送っていた女性ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は,台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれてしまう。マフィアは人間の体内にある物質を埋め込み,その人間を海外に送り出すことで物質の密輸を行おうとしていたが,ルーシーの体の中でその物質が漏れ出すアクシデントが発生。その影響により,普通の人間なら全体の10%しか機能していないと言われる脳の機能が,徐々に覚醒していく。脳の覚醒率が上がるに従い,超人的な力が解放されていくルーシーは,自分と同じような人間を二度と生み出さないためにも,マフィアの計画を阻止するために動き始める。追手をかわしながら,脳科学の権威ノーマン博士(モーガン・フリーマン)とコンタクトを取るべくパリへと向かうルーシー。その間にも,脳の覚醒は留まるところを知らず,いつしか自分でも制御できなくなってゆく…。

10%しか機能していないといわれる人類の脳…覚醒率20%になると1時間で外国語をマスターし,30%で髪の色や細胞の形状変化をコントロールできる,という辺りまでは可能性があるらしい。しかし,それ以上は研究者にも想像の領域とか。個人的には80%以降のストーリーの展開に物足りない感が残るが,テンポの良さや理論や映像的には興味深いものがあった。

知識を残し,時と同一化する100%のルーシーを,自分の目で確かめてみて。


映画クタ評:★★★★


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