被災地高校生からの復興 -13ページ目

学習支援

11月27日、日曜日には気仙沼向洋高校が気仙沼高校の体育館を使用して文化祭が開催されました。

今回の文化祭は、一般公開がなく、クラス発表や学科ごとの催しがあったようです。


その日、気仙沼高校では覆面の貴講師「数理哲人」に復興支援で

勉強の炊き出し会「東北大への数学」を実施していただきました。

この震災がきっかけで気仙沼高校との縁ができたことで開催されることになりました。

今回は2回目で理系を対象とし、東北大学の過去問を6時間かけて解説していただきました。

私は8月27日に行われた1回目も参加しましたが「戦う数学」として

難問に「おいこのやろー」と声をかけて強気で向う姿勢の大切さを教わりました。

センター試験後にまた講習会を開催してくれることが決まったので頑張って生きたいと思います。

1回目の写真(prepassよりhttp://www.prepass.co.jp/suuri/photos/tohoku4.html

被災地高校生からの復興-数理哲人



数理哲人について

http://www.prepass.co.jp/suuri/index.html

地震予測

この頃は、登校中に息が白くなるくらい寒くなってきました。
今日の、最高気温が6度くらいです。ニュースによると12月下旬の気温らしいです。
冬になり一番の寒さです。
先日、雪が降っていてあの日の雪を思い出しました。


以前から記事にもしてきましたが、今年のセンター試験が気仙沼高校で開催されることが決定しました。
岩手県でも大学が被災し、高校で開催される場所があるそうです。

気仙沼では2次避難を含め4箇所の避難所が未だにあります。
気仙沼で用地が見つかり、避難所解消が目前となっているそうです。

この大地震が600~800年周期にあるという記事を見ました。
私が小学生の頃から30年以内に宮城県沖地震が来る確立が99パーセントといわれていました。
みんな来ることは予想していたはずなのに、こんな大きな被害がでたことが悲しいです。
昨日政府が発表した想定では「三陸沖でM9クラスの地震が30年以内で30パーセント」となっていました。
予測はできているので、次にまた同じ被害が出ないような整備をしてもらいたいです。
30年間ではこの震災の悲惨さを忘れることが無いと思いますが
800年後にこの震災の経験を生かしてもらうために多くのことを伝えていきたいです。

センター試験

11月に入り急激に気温も下がってきました。

気仙沼向洋高校が仮設校舎での授業開始から1週間が経ちました。

仮設校舎には体育館がないため、体育の授業は気仙沼高校が授業をやっていない時間を使い体育の授業をしています。


11日金曜日には、深夜帯ではありますが気仙沼高校でTBS系列の番組が生中継されるそうです。

もし、時間があったらご覧ください。

生徒のインタビューなども合わせて放送されるそうです。



例年、気仙沼地区の高校生は宮城県石巻市でセンター試験を受験します。

今年は、震災の影響で石巻での受験が難しいと判断され、県教育のほうでは気仙沼市で

受験会場作ることが検討されています。ですがまだ、正確に決定されてません。

地元新聞の記事や社説にもあったように、仙台での受験は宿泊施設の確保が難しく、

経済的にも負担が大きくなります。

気仙沼市内では、試験会場になるような施設がなく、高校が受験会場になることが予想されますが

センター試験では高校が試験会場になるような前例がないため、実施は難しいとのことです。


経済的、精神的にも大変な被災地でのセンター試験を実施されることを願っています。

気仙沼向洋高校

約一ヶ月ぶりの更新になりました。

もう気仙沼では朝や夕方の気温が低くマフラーをつける人もいます。
現在でも未だ5施設で避難所が運営されています。


来週から11月になり、気仙沼向洋高校が気仙沼高校の第二グラウンドにある仮設校舎での授業が始まります。
グランドや体育館が無いため、体育の授業は気仙沼高校の第二体育館で行います。
グランドから移動に10分程度かかるので、大変な状況が続きそうです。
株式会社三陸新報社 からの転載)

加えて気仙沼高校のダンス部が全国大会への出場を決めた記事もご覧ください。
気高ダンス部3年ぶり全国大会へ (株式会社三陸新報社)



こちらからは気仙沼高校2年生のメッセージが見ることができます。
ベネッセコーポレーション 高校レインボープロジェクト

避難所閉鎖

急激に温度が下がり衣替えの季節になりました。

先週、気仙沼高校の一般避難所が閉鎖になりました。
詳しい話は聞いてませんが、やっと避難している人たちが仮設住宅に入れたと思います。
現在でも15施設ほどでまだ避難をしている方が居るのが現状です。

震災からあっという間に7ヶ月が過ぎ、時の流れの速さを感じます。
地元新聞を見ていると、毎日のように全国から支援が紹介されています。
芸能人の訪問や、物資、募金の寄付などたくさんの支援をまだいただいております。
半年が過ぎ、人手をいうより心のケアなどの対面しての支援が多いと思います。
商店街も次第に元に戻ってきているのでぜひ、気仙沼へ足を運んでいただきたいです。

ほんの少し、現状報告でした!