あなたの時給はいくらですか? | 武闘派銀行マンの                   「潰してたまるか!お前の会社」

あなたの時給はいくらですか?

最近は不景気のせいか、金融機関のリスケを手伝ってほしいという相談が増えています。
この1年でいうと、毎月20~30社の社長さんが相談に来られ、そのほとんどが正式に依頼されます。

リスケ申請の書類作りは、もともと銀行員としてリスケ判断をしていた側でしたので、得意中の得意分野です。
銀行員が飲まざるを得ない改善計画書と資金繰り表が出来上がった時は、思わずほくそ笑んでしまいますw

その作業をやっていていつも思うのですが、社長の給料です。

たくさんもらっている人もいれば、ほとんど役員報酬をとっていない社長さんもいます。

でも、リスケをするということは、事業がうまくいっていないということですから、おのずと社長の給料はたくさんもらえません。

これだけの数のリスケ案件をこなしていると、給料のとれない社長さんの共通点が見えてきます。

それって、何だと思いますか?

そうした経営者に共通するのは、自分の「時給を意識していない」ことです。

当たり前のことですが、ビジネスの目的は「利益を上げる」ことです。
ですから、ビジネスで成功するためには、「おカネ」にこだわらなくてはなりません。

その最初の一歩が、「自分の1時間あたりの稼ぎがいくらか」を意識して経営することなのです。

「時間がない」「こんなに働いているのに儲かっている実感がない」と言う人のほとんどが、自分の「1時間当たりの稼ぎ」を把握できていません。

業績の達成度を、「売上高」や「利益総額」ではなく、「1時間当たりの稼ぎ」で判断してみて下さい。ビジネスを考える視点が大きく変わるはずです。

ある戦略を採用すべきかどうか悩んだときに、
「それで1時間当たりの稼ぎが大きくなるのか?」という基準で判断できるようになるはずです。




本日の道場訓

メモ1時間当たりの稼ぎを意識して経営せよ


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起業を志す方であれば、必ず何かのお役に立てると思います。
「NPO法人 起業家ホットライン」http://www.hotline.or.jp/


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