今回は前半がM本さん、後半はK元さんが担当された。
・仰臥位で股関節を開き、両足底同士を着けて、呼吸を行う。
人によって身体の硬さによるが、骨盤が後傾して、腰椎も後彎して、身体が開いてしまう。
・膝を曲げて、屈む体勢。
膝蓋骨の上で曲げる。膝窩から前に送り出す様に。
膝蓋骨の上で曲げると、知識では入っていても、自身は膝蓋骨の真ん中で曲げていた。
自分で意識している気になっていた。
現状認識が全くできていない。
現状を認識していないと、人の動きを観ただけでは、その動きが出来ない。
現状の身体・バランスの細かい確認が必要。
・身体が柔らかく屈む動き。硬く屈む動き。
同じ屈むでも、使い方が異なる。
L3で曲げているか?L5で曲げれているか?
L5と膝との繋がりを感じる。四頭筋に負荷がかからず、楽に屈める。
・人の歩行を観てみる。
ゆっくり歩行すると、癖が出易い。
その癖を真似してみる。どこに緊張があるか?力がないか?
自分の状態を認識し、人の動きも真似してみる。
動きによっての負担のかかり方を感じることが出来る。
呼吸法研究会では、紐を使って膝のポイントを意識できるように行った。
膝蓋骨の上部と膝窩を通す様に巻く。
片足立ちで、上げた方の足の膝を軽く曲げ伸ばししてみる。
紐を巻いていない状態と比べると、紐を巻いてポイントを意識できる方が、楽に膝を曲げ伸ばし出来る。
支えている側の足も、紐があると曲げやすく、支えやすく安定する。
歩法もこれの連続であり、重心の移し方なども含めると、難しさを改めて感じた。
とにかく丁寧に行わなければならない。
・手の内があるように、『足の内』を意識する。
・乗馬での鐙を掛けるところ。
・内果の下
・踵は『L』字型でなく、『T』字型を意識する。
仰臥位で、両膝を帯で結ぶ。膝蓋骨の上部で締める。
膝を曲げて、足関節を背屈。
肘を、肩に力が入らない位置にして、床で支える。
呼吸で背中から上げて、下腹部までの伸びを感じる。
手を頭の方から背中側に回し、肘を頭側に挙げて肋骨から伸ばす。
腹部・肋骨部での伸びと動きを感じ、呼吸の入り易さを感じる。
体得の為には、身体を誘導してもらい、正しい状態を感じるだけではいけない。
現状認識がしっかり出来ていて、そこからどう変わるか?そこで正しい状態を感じる。
体得するには、大切だと想いました。
『現状の自分を知る』
意識している・出来ている気になっている事があると、強く感じました。
M岡さん、K元さん、M本さん 今回も勉強させて頂きました。
有り難うございます。