手の甲を意識する。
物を持っていても、手の内よりも甲を意識する。
K野先生が持つと、固い水筒が柔らかい物に見える。
手自体が柔らかく、筆のように見える。
水筒の軸を持つ。
手の内を意識し過ぎると固めてしまい、甲を意識することで内に動きが出る。
相手の膝を持つ時も、甲を意識して。
膝窩に一点で、支点をつくる。
膝は裂隙で曲がるのではなく、膝蓋骨の上で曲がる。
力を抜き、甲を意識して、手の内で芯を感じ取れる状態にすることで、膝の適度な高さが感じれる。
力が入り固めていては、高さを感じれない。その高さで繋がりを感じれない。
膝から股関節に繋げ、腸骨を一度開き、一気に繋げ通して腸骨が締まる。
折り畳みの杖を、一気に伸ばして、はまり込んで組み立ててしまう感じ。
本当に一気に収まってしまう感じ。
自分では、まず一つ一つを繋げれるように、ポジショニングを確認して、呼吸により繋がりができ、組み立てれる事を、目標にしたいと想います。
K野先生、今年初めのセミナーも大変面白く、感動しました。
帰りに脚が軽く、爪先が遠くに向いている感じがしました。
患者さんにも、こんな感覚を味わってもらいたい、こんな感覚があるんだ、という想いが湧きました。
想いを念じていきます。
今回も有り難うございました。