二日酔いです。昨夜は、書こうとしていたこともあったのですが、
酔っ払っていたため、書けなかったのです。従って、2行だけの、
あまり意味のない更新と相成りました。
努力とか根性などという言葉は普段からあまり使いたくない方で
すが、こんな体調では尚更です。
しかし一方、「努力とは、楽しんでするものだ」という名言もあり
ます。私も、まさしくその通りだと思います。努力は、性格の明るい
人が楽しんでするものです。暗い人は、努力する前に諦めますか
らね。
その象徴ともいえるのが、二宮金次郎です。
よく、柴を背負って本を読んでいる彼の銅像を、見かけると思い
ます。私が子供の頃は、この銅像について、「勉強や読書とは、
つらいものだ。でも、二宮金次郎は、それを寸暇を惜しんでやっ
たから、偉い人になれたんだよ。見習いなさい」なんて、解説さ
れたのです。
あまりにバカげた教えです。全然わかってない。金次郎は、仕事
の最中も本が手放せないほど読書や勉強が好きだったのです。
それほど、読書や勉強って、楽しいものなんだから、皆さんも、も
っとその面白さを見つけてみてはいかがでしょう。と、子供には
言い聞かせるべきなのです。
実際、二宮金次郎は、つらいのを我慢して本をよんでいたので
なく、楽しいから読んでいたはずですから。
その二宮金次郎ですが、何をしていた人か。この人、本業は金融業。
金貸しです。
手に入れた土地を、小作農家に貸す。貧乏な農家には、田畑を担保
に金を貸す。
まあ、後に尊徳と称されるほどですので、高い利子は取らなかった
でしょうし、彼に助けられた人は沢山いたはずです。
しかし一方で、彼はその事業をどんどん発展させ、大地主になって
いるのです。つまり、儲けているのです。人助けと利益を両立させた。
やはり、楽しんで努力する習慣がもたらしたのでしょう。