国語で点をとれ② | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

たとえたくさんの読書量があったとしても、そのまま点には結びつかないようです。

 僕の感覚では、国語の得点能力はテクニック6割、理解力3割、向き不向き1割といったところです。

 やはり国語もテクニックです。漫然と問題文を頭からよみ、設問に答えているようでは、なかなかできるようにはならないでしょう。すでにそこそこできる場合はそれ以上にいくことが難しいです。やはり創意工夫は欲しいです。

 国語というのは、高3の現代文まで同じ解き方でできます。ですので、一度テクニックをつけてしまうと、大学受験まで有効なわけです。これはお得です。

 右のウィジェットにある「読むだけで分かる国語読解力」に必須なテクニック的なことは書いてありますので詳しいことはそちらにゆずるとして。入試に特化したことを言いますと、

 ・時間配分
 ・パラグラフリーディング
 ・物語も説明文的によむ

 という3つのテクニックは大事かなと思います。やはりテストですので、普段の読書のように「楽しむ」だけでは得点にはつながりにくいです。逆に楽しむ余裕があるなら、その子はめちゃくちゃできるはずです。

 文章だけで説明するのも難しいのですが、『時間配分』がもっとも重要だと思いますし、国語力とは関係のないところで勝負が決してしまうポイントでしょう。

 ここでも何度か書いてきていますが、ばか正直に文章を読んで、それから設問を読んで、文章に戻って、などという余裕はないと思います。全部を超速でやれるなら良いですが、そうすると、読解の方が浅くなってしまいます。

 読みながら設問をこなし、かつ、「相手」が何を言いたいのか、何を聞かれているのかを、さーっと理解していく感覚が必要です。これは、意識を高くもてば、毎日の過去問演習や模試でいろいろと試しながら「自分にあった方法」を構築できます。

 僕も小6や高1のころに、いろいろなやり方でやってみた経験があります。その結果今では、僕なりのものですが、確かなやり方はあります。国語もテストに関しては、曖昧なものではないです。点がとれないのは、やはり力が無いと言えます。

 出口汪さんの「実況中継シリーズ」「読むだけで分かる国語読解力」の2冊(分冊になってるから3冊?)で、テクニックはこれ以上のものはありません。大学受験用でも余裕で中学受験に使えます。これらを元に、自分なりのやり方を開発すると良いでしょう。
 設問から読んで、文章に戻るやり方の方もいますが、それが通用するのは中学入試まででしょう。

 最近はどうも各入試で国語の文章が長くなる傾向にあるように思います。やはり、学校側も読める子が欲しいのでしょう。読解力さえあれば、あとの教科は伸びやすいと知っているのです。

 そろそろ直前期で、勉強法をかえるなら受験生の方は今がラストチャンスです。このブログに来てくださった方には、悔いのない戦いをしていただきたく思います。

 いつも読んでくださってありがとうございます。


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