そろそろ得点プランを | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

さて、夏が過ぎて結果が徐々に出始めてきましたね。まあ、10月の結果まで含めて判断するのが良いと思います。

 僕の受け持っている子でも、「プラスワン問題集」をしっかりこなした子は算数がどんと伸び、すでに絶対の武器になっている子もいます。こうなると、算数は下がりにくいのであとは悠々と他教科を固めていくことができます。

 もともとプラスワン問題集は、先輩であった熊野孝哉先生に勧めていただいたものでした。一目みて、こいつは使える、となったものです。
 難易度としてはそこまで高くはないのですが、思考力を使わないとできないものがあり、最近では入試問題のパクリ元にもよくなっているような印象です。これを塾の課題とあわせてやると、大抵塾は詰め込み系なので、併用する(大変ですが)とうまくまわるようです。まあ、そもそも毎日の塾課題の上にさらにこれができる馬力がある時点で、その子は大丈夫でしょうけどね。

 中学入試も、プラスワン側の「東京出版系」「四谷大塚系」の問題に分かれる気が最近しています。両方全部とくと、なんとなくその傾向が見えてくるのです。もちろん、同じ問題もありますが。

 算数は難しいですね。偏差値55までなら、基礎問題の徹底でいけるのですが、その先となると。5年のころなどに、柔軟な思考でちょっと難しいのにチャレンジしたかどうかなどがポイントになってくる気がしています。

 僕自身も現役時代、算数数学で点を稼いだことは一度もありません。そこそこまでなんとかもっていって、他教科でなんとかする、という綱渡りのようなプランで運良くうまくいきました。「算数はやってもできない、でもやらないと終る」という自分を知っていたのが、最大の勝因だと思います。

 直前期なので、そういう得点プランを立てるのもありかと思います。5年の方はまだ粘りましょうね。

 
 あ、そういえば、熊野孝哉先生が新刊「中学受験を成功させる 熊野孝哉の「速さと比」 入試で差がつく45題 」出されていたみたいですねー。速さと比が苦手な人、得意になりたい人はぜひ。いつもながら、素晴らしい問題選定です。ウィジェットにいれとこー。

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