生物から思う、勉強を『楽しむ』 | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 都会の子は理科の生物が苦手なようです。そこを狙って、中学入試でも生物分野はかなり頻繁にでます。

 僕にとっては生物というのは「覚える」ものではありませんでした。カブトムシやクワガタをはじめ、カマキリ、バッタに、チョウにコオロギ、トンボにザリガニ……。あ、タガメなんかもありましたね。すべて自分で捕まえて飼ったことがあります。しかも大半のものを卵を産ませ、成虫にまで育て上げたことがあります。それが楽しくてしょうがなかったといえます。

 ですから、僕にとって完全変態がどれで、不完全変態はどれかなんて当たり前の知識でした。何を食べ、どう冬越しするかもよくしっておりました。今の中学受験のように語呂合わせなどで無理くり覚えさせるようなものではなかったのです。

 さすがにここまで生でやってみろ、と都会の子に言うことはできませんが、このあたりのことは「覚える」、という感じではなく、なるべく「体験」してくれればいいと思います。

 それは疑似体験でもかまいません。図鑑などで冬越しの様子などを写真でみることが大切だと思います。これは必ず写真カメラがいいです。よりリアルな刺激に出会うことができます。

 なかなか資料集を片手に理科を勉強することが難しいようですが、その一手間が明暗をわけることもあります。より勉強を楽しむことにもつながります。

 東大生の中には、「ぼーっと資料集を眺めている時間があった」という方がけっこう多いです。また、どこかしら勉強を楽しむきらいがあります。(特に現役で受かっている方)

 勉強を厳しく、つらいものだととららえるのはそろそろ時代的にも限界が来ているのかもしれません。修行は修行でも楽しく行ってほしいと思います。

 あ、それでは今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。


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