いちおう編み物が趣味の私。
今までも友達に赤ちゃんができるとベビーニットを編んでプレゼントしていました。
もし自分も妊娠したら色々編むぞ〜♪とかねてより思っていたんですが。
妊娠期間のほとんどの時期をトルクメニスタンで過ごしたので、ベビーニットの本も持っていなかったし、編み図はネットで探せるとしても、トルクメニスタンてなぜか毛糸が全然売っていなくて!!
トルクメン人の友達にも聞きまくったし、ロシア語の堪能な日本人のお友達とも探しましたが、どうにも無い。
帰国する直前になって、タルクチカ・バザールでやっと手芸用品屋を発見しましたが、ベビー用の細くて柔らかい糸はありませんでした。。。
その後トルコの義実家に帰省すると、親戚一同から大量のベビーニットを貰うことになり、なんかもぅ「私が編まなくてもいいかなぁ…」な気分に。
いやいや、でも友達の子に編んだのに自分の子に編まないのはさすがにナンなので、日本に帰国してから本と毛糸を買いに走りました。
最初に編んだのが、この本の表紙にもなっているケープ!
「ヒツジさんだ!かわいい」
と思ったら、「くまのケープ」だそう・・・え、どこが?この垂れた耳とフワフワの白い毛はヒツジにしか見えないだろう。。。
まぁいいや、ヒツジってことにして編みました。
よりヒツジ感を出すために耳を少し長めに作りました。ファー部分は、本で指定のものが廃番だったので、もっと毛足が長くてリッチな糸を使ってフワフワに。
ボンボンあったら可愛いかなと思って、本には無いけどボンボン付きの糸を作って締めるようにしてみた。
ケープといえば、前に親友の赤ちゃんにこういうケープも編みました。
退院の時のセレモニードレスとして着てくれたり、その年の「赤ちゃんが生まれました」な年賀状のデザインに使ってくれたりして、編み編み冥利に尽きた一枚。
さらに今回、ぜひとも編みたかったのが「おくるみ」。
以前、オットの親友氏に第一子が生まれた時にハート柄のおくるみを編んだのですが、それが我ながら可愛かったなぁと思っていたので。
お揃いでベストも編んだのでした。
おくるみは第三子が生まれた後にお家に行ったら、毛玉ができるくらいになっても使ってくれてました。3人兄弟で使ってくれて、これまた編み編み冥利につきますねぇ。
同じのを編もうかと思っていたけど、ポプコーン編みを使ってハートが立体的になるデザインを発見したので、そっちにしてみました。
その後は、1歳くらいになって使える洋服などを編み始めていたところ。。。
たまたま立ち寄ったホビーラホビーレさんで、ものすっごいカワイイおくるみのサンプルが目に入ってしまい。。。
もう出産間近であんまり時間も無かったのに、つい必要分のコットン糸をセットで買いこんでしまいました。
出産直前まで病院の待ち時間や電車などで編んでましたが、やっぱり生まれるまでに編み終えれず。
生まれてから、最近少しだけ空き時間を持てるようになったので寸暇を惜しんで編み続け、やっとこ完成させましたよ。
先に立体的なお花パーツを45枚編んでおいて、そこから四角く編みつないでいくモチーフつなぎです。編みつなぐの楽しいけど、ただダーッと編むよりモチーフつなぎは時間がかかった。。。
ふふ。。。でもね、実際に生まれて使ってみて分かったのは、こういうニット製のものよりも、市販のガーゼ素材のおくるみの方が使いやすいし、使いごこちも良いです
…まぁね、そもそも編み物なんていくらでも質の良い洋服が安価で手に入る今の時代、ただの編む側の自己満足ですからね
私の母も手芸好きで、赤ちゃん〜幼児期の頃に手編みのセーターなんかを作ってくれて、私も同じようにしたいなぁとずっと憧れていたので、その目的は達成できたのでした。