スパイシーdays @トルクメニスタン

国内外のエキゾを追い求めてきたScent of Exoticism 、
引越しによりトルクメニスタンからお届け中!


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出産を控えて日本に一時帰国した私ですが、帰ってからはトルクメで受けていなかった産婦人科の検査に通ったり、久しぶりに友達と連日会ったり、必要なベビー用品を買い揃えたり…とドタバタしておりました。

赤子って、というか、人が一人出現するのって、こんなに物要りなのね〜。。。と驚くばかり。

ま、でも、どうせ買うならベビーに心地良いのはもちろんのこと、お世話する私も楽しく使えるものを揃えたいしね!!と
探していたら、なかなかエキゾ趣味な可愛いものが揃いましたよ。


まずは、コレ!
私が大・大・大ファンである、インドのオシャレなインテリアショップGOOD EARTHの子供用キルト・ブランケットです!



インドでよく使われている、Jaipuri razaiというキルトの薄掛けは、肌触りの良い綿地にブロックプリントが可愛く、コットンのキルトが軽くて使いやすく、インドから2枚も運んで来た大人用←clickは一年中重宝しています。



この気持ち良さは、きっとベビーも気に入るに違いない!と思って、以前からチェックしていたGOOD EARTHのラクダ柄のを買おうと思ったのだけど。。。



なんと!!私が妊娠した直後ぐらいにこのラクダは廃盤になったらしくショップから消えてしまっていた。。。
しかたなく他の柄を見てみると、Sher Bacheという子虎の柄は、裏地にヒンディー文字が書いてあって、ちょっと可愛いではないか。これだね。

キャラクターは嫌いなので、文字柄の方を表にして使う予定。



もう一つブランケットで買ったのは、英国王室御用達とかで日本でも人気のAden & Anaisのガーゼのブランケット。



別に英国王室とお揃いになることに興味は無いんだけど、このメダリオン柄がエキゾチックっぽくて可愛いかな〜と。色味がちょっと地味すぎ上品すぎるのがツマラナイが(ボソッ)モノは良いに違いない。
以前に、私と趣味の近いお友達の出産祝いにもこれプレゼントしました。


同じブランドの、ここってガーゼのおくるみが有名なのだけど、その中でもこのバンブー繊維を使ったセットは、バンブーをイメージしてか?こんなエキゾ柄なセットのがあるんですよ。ペイズリーに、ハスの花…色もパキッとしてるし、これは可愛いではないか。


しかも普通のガーゼ素材のより、バンブー素材の触り心地の方が私は好きでした。



さて、次は大物。
ベビーカーです。

これって皆さん、軽さや走行性や畳みやすさや色々悩むところだと思うんですが…

私はコレに即決しました!!


エアバギーとソレイアードのコラボ商品です!!

以前からパッと見の印象で惹かれてはいたんですが、頑丈そう(飛行機に何回も乗せても壊れなさそう)なのと走行性の良さ(トルコの石畳の道でもいけそう)とチャイルドシートとの相性がいいなと思って、欠点である重さや畳みにくさはトルクメで車生活する私には重要でないので、エアバギーにすることまでは決まりかけたところに、このソレイアードとのコラボ商品を発見してしまい!!

昔っからソレイアードのファブリックに目が無いので、即決してしまいました!!
(…って、結局 見た目で選んだってこと?汗)


ソレイアードは南仏のイメージで世界で愛されてるはずですが、私にとってはインドのブロックプリントにしか見えません。だから好きです。(デザインにブロックプリントの影響を受けているのは事実)


ソレイアードとのコラボはいくつかデザインがあって



デザイン的には、以前から好きなプティット・フルール・デ・シャンという柄のファブリックを使ったライトグリーンにも惹かれたんですが、

 


エキゾと同じぐらいピンクが好きなので、っていうか子供も女の子なので、ラルム・ピンクにしました。

ペイズリーっぽい柄です。


お揃いのベビーケープまであって、ちょっと揃えたい気もしてます。




本当はピンクのプティット・フルール柄のベビーカーがあればいいのにね〜!
フーシャピンクのこの柄の、色んな雑貨はありました。ベビーケープやらマザーズバッグやら、授乳ケープやら母子手帳カバーやら。





その中でも、これは買っちゃうかもなぁ〜。



ベビーカーに敷くマットのようなもので、写真のようにラルム・ピンクのベビーカーに合わせると、ピンク感が強くなって可愛い。柄オン柄なのも、むしろ好き。



同じくソレイアードで、こちらはまだ悩んでるけど欲しいのがベビー布団セット。。。



何が可愛いって、ブランケットが唐草模様みたいなグルグルのラインでキルティングされていて、端がスカラップ(うねうね状)になっていること!!



だけど、これまたブルーはプティット・フルール柄なのに、ピンクはメルヴェイユというあんまりエキゾ感のない柄なのです。。。

   



う〜ん、悩ましい。悩ましすぎるぜ・・・。
ブルーも爽やかでベッドリネンらしい色味だから、この際ブルーでも全然いいような気はしますけどね。。。



検索してみると、以前のモデルはピンクもプティット・フルール柄だったらしいのが、最近メルヴェイユに変わってしまったらしい。ちっ!


ちなみに、BOBOというメーカーにもエキゾっぽいベビー布団セットがありました。




タッセルやカラフルなポンポンなんかがついててなかなか可愛い。チャイハネの商品みたいなエキゾ感ですな。



悩みは置いといて、さらにいきますよ!


授乳用のクッションは、このMy Breast Friendというアメリカのメーカーのにしました。




ソレイアードの授乳クッションもあったのだけど、二児の母である親友の
「授乳クッションは2年近く毎日何回も使うものだから良いもの買って損はない!」
というアドバイスに従って、評価の高かったコレにしてみました。よく見かけるCの字形のクッションと違って、360度固定されるので安定が良さそうな…。

でも、ちゃんとパープルのペイズリー柄という自分の好みは押さえたし!



授乳ケープは、これまた有名どころのBébé Au Laitの、イエローの唐草模様にしました。

  

唐草もちょっぴりエキゾな感じがするような気がする。。。
プティット・フルール柄と同じで、花に茎と葉がついてるデザインが好きなのよねぇ。。。


ノーブランドの、こういうペイズリー柄のケープも可愛いと思ったんですけどね。。。

 



買ったケープはガーゼ素材で、産まれたばかりの夏の時期にはいいのだけど、もし透けそうでイマイチだったりしたら、この時はこのソレイアードのを買っちゃうかもしれない。笑







最後はオモチャ編!


んもう、一目で即買いだったのはコレ!!




ラクダ〜!!すきハート


なんとコレ、あのフランス発で世界的にロングセラーな「キリンのソフィー」の仲間商品なんですよ!!



キリンのソフィーは知っていたけど、何がそんな人気なのだろうか、高いし…と興味も無かったのに、このラクダちゃんは買うでしょ!!

パッケージのデザインも秀逸すぎるし、いやぁこのまま飾っておきたいくらいですよ。。。
でもトルクメで遊ぶにはピッタリだわね。砂漠に持ってったりとか…(←妄想中)あ、失くしたりしたら母怒るぞ〜!


もう一つは、羊のヌイグルミ。



遊牧民の血をひく我が子には、やっぱ羊かなと思いましてね。。。

IKEAで見つけたんですが、お尻の方を引っ張って放すとオルゴールが流れるしくみになっています。


終始、親のシュミを一方的に激しく押し付けておりますが、はてさて、気に入ってはくれるのかな?


* * * *

出産までカウントダウンとなりました。

育児が噂の通りに戦場のように忙しいなら、私もしばらくブログの更新ができないかもしれません。
「スパイシー」がコンセプトのブログなので、このまま育児ブログとかに方向転換するつもりはないのでご心配(?)なく!
日々の中でスパイシーな出来事があって、かつ、記事を書ける時間的な余裕があったらまたポツポツ更新したいと思ってます。

その時まで、しばらくの間ごきげんよう!
(とか言っておいて、産後すぐに書き始めたりしてねきゃぁ~

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トルクメニスタンに住む唯一の民間邦人女性(赴任当時)で、
出かける所も遊びに行く友達もあんまりいないなか専業主婦となった私はよく、
「退屈でしょう?!大丈夫?」と聞かれていました。

が、三食の料理を作ったりその他のちょっとした家事をする以外の時間は、トルコのドラマ観たり、編み物したり、トルクメン語を自習したり、ブログ書いたり…とやりたい事がいっぱいで、実は時間が足りないぐらい楽しい日々を過ごしていました。


ところがトルクメに来て数ヶ月後、ふと何もやりたくなくなり、ただただソファに横になってボーーーーッとして
「あーーーつまらな~い!」と思う日々が続き、我ながら何かおかしいなぁと思うこと数日。。。考えてみると。。。もしや?!

…できたかも、と思ってからが大変でした。
 

まず妊娠検査薬はどこで買うの?ロシア語orトルクメン語で何て言うの?から始まり、入手した妊娠検査薬の説明が全部ロシア語。。。それも日本で見るような体温計みたいなプラスチックに窓がついているモノじゃなくて、リトマス紙に毛が生えたみたいので、どこをめくってどこにかけるのか分からなくて失敗したり。チャチなつくりのため、判定の線が出るところもインクが滲んでハッキリ分からないし。 

とにもかくにも病院で確認してもらわなければ!となったのですが、これまた病院を選ぶのも一苦労。どこの病院にかかればいいのか、予約はどうするのか、分からないことだらけ。

アシガバードには病院は割と沢山あって、まぁこの国のすべてに共通することですが、建物は豪華絢爛で立派、設備もピカピカの最新式が入ってる・・・でも中で働いてる人がまったく当てにならん。。。という状態なのです。


 


現に私たちも知人や自分たちの実体験としてそういう「をいをい!」な事例を見知っていたので、トルクメニスタンでの医療にはかなりの不安がありました。

情報が統制されている国なので、あらゆる情報や便宜は人からの口コミと人脈にかかっています。
結局、オットの秘書であるNちゃんの知人の知人が評判の良いエコーの医師だと言うので、彼女に予約を取ってもらいました。

中央病院という私立病院で、トルコ政府の支援で建てられたので通称「トルコ病院」と呼ばれている病院の勤務医だそう。


ピッカピカの他の病院から比べるとショボめな施設なのですが、昔からトルクメで一番腕のいい医者はここにいると言われていて、在アシガバードの外国人は大体ここに来ています。



はたして、Nちゃんが予約してくれた日時に病院に行ってみると・・・

まず受付的なものが、形としては存在しているけど全く機能していなくて、誰も私が誰で何しに来たのかや予約の確認もしないし、先生にも伝えません。

先生の部屋の前で待てというので、何人もが待っているそのドアの前に行って、待ってみました。
もしかしたら、先生が分かっていて順番で名前を呼んでくれるのかも、と期待して。


が。


診察室から一人が出て来ると、すかさず誰かがサッと診察室に入ってしまいます。どういう順番なのかも不明。
そもそも、先生は私がここに来ていることを分かってるのか?このままでは待っている人が全員終わるまで、ずっと診てもらえないのでは?という不安が募ります。

私は本来とても気が長い性格なのですが、オットが仕事を抜けて付き添っているので、時間がかかってしまうのは気になります。

でも、診察室に入ろうとするものなら、待っているトルクメン人の患者達から一斉に「私達は朝から待っているのよ!」と注意されてしまうし。

おかしいなぁ、私は予約したはずなのに、朝から待っている人たちと同じ順番待ちなのか??


オットに問いただすと、どうやらここでは予約なんか無く、秘書がしてくれたのはイワユル「予約」ではなくて、知人のコネで「袖の下をいくら渡すなら、待っている人たちをスッ飛ばして診てあげるわよ」というただの裏取引だったことが分かり。。。ガックリ。

なんでも袖の下・賄賂が当たり前になっているこの国、医療の場でも然りなのでした。


しばらくして、郷を煮やしたオットが意を決して診察室のドアを開け、事情を説明して戻ってきました。

しばらくすると、女医が廊下に出て来て、朝から待っているという人たちに何やら言い、すると皆な素直にゾロゾロ帰っていきました。たしか、この病院は一日に先着30名しか診ないと聞いていましたが。

ん?私達も帰らないといけないのかな?え?でも予約…もとい裏取引はどうなってるんだ?!

呆然としていると、先生が再度出てきて、私たちを診察室に呼びました。
・・・どうやら、コネのおかげで、特別に私たちを31人目として診てくれるらしい。


診察室に入ると、医師は少しならトルコ語もできるということで、トルコ語を混ぜたトルクメン語で話してくれました。
彼女はトルクメン人にはとても珍しい、ショートヘアのきりっとした女医さんで、テキパキと必要事項を手元の紙に記入していきます。

すぐ後ろの部屋にエコーの機械があって、横になって診てもらうと、もうすでに人の形になっている胎児が映し出されて、マイクのスイッチを入れると、部屋中に大音量で「バクバクバクバク!」と割れんばかりの心拍が響きわたりました。


うちの子、Made in トルクメニスタンなんだなぁ。。。笑



しっかりとエコーの画像をプリントアウトして手渡してくれた先生は、大きさなど見たところ問題無いこと、出産は7月末になること、次回は一ヶ月後にダウン症の検査をすることを言って、ちゃんと次回来るべき日も決めて、エコー写真に付箋で留めてくれました。

しかも結局、約束していた金額の袖の下は
「日本人からは貰えないわ」
と冗談めかして言われて、受け取ってもらえませんでした。

会計窓口で支払いをすると、たしか1500円くらい。 
トルクメニスタンは国立の病院は無料だけど、私立もそこまで高くないですね。 


ロシアなど他の国でもそうらしいのですが、ここでも産婦人科の先生とエコーの先生は別で、横のつながりもないらしく、産婦人科の先生に診てもらうためには別にまた予約を取らないといけない仕組みです。

そうなるとまた先生探しからスタートなワケですが、Nちゃんが信頼を置いていた産婦人科医は今トルクメニスタンを離れているということだし、ここで採血とか色々されるのも不安だったので、まぁエコーで問題が出ないかぎり行かなくていいかなと思い、結局かかることはありませんでした。
なので、私は8ヶ月を過ぎて日本に帰国するまで、採血や再尿、内診などは一切受けずに妊娠期間をすごしていました。



一ヶ月後、今度は秘書のNちゃんに付き添ってもらって、2回目の診察に来ました。

今日は先生に前回指定された日時で来たのですが…またしてもドアの前に行列で、一向に私たちが呼ばれる気配がありません。

Nちゃんがドアを開けて説明しに行くと
「え?日本人?女郎蜘蛛さん?そんな人予約あったかしら?」
とか先生に言われて、カレンダーを確認されて、十分後くらいにやっと入れました。ふ~。毎回ドキドキだわ。

今回は頭と首の長さを測ってダウン症の可能性をチェックするとのことでしたが、今回からはなんと3Dと4Dのエコーでした。
日本では聞くところによると、4Dなどは別料金を払ったり、妊娠中に一度か二度しか撮ってもらえないそうですが、ここトルクメではその後も何も聞かれず毎回これでした。


この時は、Nちゃんが
「診察料はあなたに直接払った方がいい?それとも会計で?」
と言うと、
「私に直接払ってくれるなら安くするわよ。そのかわり、あなた(Nちゃん)を診たことにしてね」
と言われ、先生に払いました。



そんなこんなで大体一ヶ月半に1回くらいの間隔で病院に通い続け、後半には性別も判定してもらい、8ヶ月をすぎた頃、飛行機に乗れるギリギリ最後のタイミングで日本に帰ってきました。

基本的には「郷に入れば郷に従え」で暮らしたい主義の私ですが、どんなにトルクメが好きでも、初めての妊娠出産をこの国の病院でするのは不安がありました。

言論統制があるので国内でのネガティブなことは一切ニュースにはなりませんが、人々の噂によると産後の肥立ちが悪くて亡くなった女性の話とかも聞いたし。。。
トルクメ在住のトルコ人夫婦は、二番目の子供をトルクメニスタンで産んだ際、在住登録をしなければならない期間中に病院から出生証明書をもらえず、遅延したら何十万もの罰金を払わされた。。。なんて話もあったらしく。


やはり色々リスクがあるのかなぁと思って、特にオットの強い希望(彼は私よりここでの暮らしに慎重)もあって、産後の里帰りもかねて私だけ日本に一時帰国して産むことになりました。

トルクメニスタンでの生活を気に入っていた私には、限られた期間しか居られないトルクメニスタンを何ヶ月も離れること、家族の大切な時期をオットと離れて家族バラバラで過ごすという決断は、とても悲しかったです。。。


トルコ経由で日本に帰る日、深夜の空港を発った飛行機の窓からあいかわらずレインボーに光り輝くアシガバードの夜景を眺めながら、私は涙が止まりませんでした。

トルクメニスタンを離れる時に涙する外国人なんて、あんまりいないと思いますが あはは…



日本に帰ってくると、エコーは毎回2Dで、トルクメニスタンの時のように顔が見えなくてつまらない。都からの免除があっても、診察は5、6000円かかる時もある。
大きなお腹でマタニティーマークをして優先席に立っていても、席はなかなか譲ってもらえないし、さらに子連れの人達は電車でもエレベーターでも、もっと肩身が狭そう。日本で子育てするのって大変そうだな、そりゃ少子化になるわ、と思ってしまいます。

そういう意味では、トルクメニスタンでストレスなく妊婦生活を後期まで送れたのは良かったです。お陰でつわりも無かったし。


でも日本は、医者も看護婦も病院もシッカリしていて信頼できるし、赤ちゃん用品は海外のものと比べて本当に丁寧に細部まで考えて作られているし、妊産婦に必要な情報もいくらでも手に入るのは良いところ。

どっちもどっちかなぁ、なんて思ったりしています。


出産を控えた今は、いつになったら子供を連れて再びアシガバードに帰れるか考え中です。

小さな子のいるお友達も向こうで待っているし、数ヶ月後には子供連れのトルクメ生活もブログでご紹介できたら…と思っています嬉しい

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キプロス最終日は、南キプロスとの国境(緩衝地帯)があり、南キプロスにとっても北キプロスにとっても首都であるレフコシャ(Lefkoşa)にやってきました。

二つの国が同じ町を首都にするのは世界でここだけだそう。
(といっても、北キプを国と認めてるのはトルコだけだけどね)


ギルネ中心部でレフコシャ行きのドルムシュ(乗り合いタクシー)に乗って行きましたが、ベシュパルマック(=五本指)山を越えるので、40分くらいかかりました。




ドルムシュはツーリストインフォメーションセンターの近くで止まりました。センターの建物も素敵。



その道をまっすぐ歩いて行くと、国境のある城壁内の旧市街地にむかいます。




レフコシャの旧市街地は、11角の突起の出た星形のような城壁で囲まれています。
その真ん中をつっ切るように、南と北を分ける国境(緩衝地帯)が引かれていますよ。

青い線が国境


街の役所のマークも城壁をモチーフにしています。



旧市街地の見所をまわって行きます。


まずは、バンダブルヤ・マーケット



なんだかインドやらアフリカやらから来たと思しき商品や店員がいる。。。地中海の要所だった関係?


カラフルな野菜と、モロッコでも同じようなのを見たアフリカちっくなパン籠が素敵。

 



続いて、ブユク・ハン。
ハンとは、キャラバン・サライのことで、キャラバン(隊商)が寝泊まりに使った宿泊施設のこと。



そしてメインともいえる、セリミエ・ジャーミー(モスク)へ。

ミナレットが見えたので、「モスクだぁ~!」と歩いて行ったのですが、なんだか見た目がヘン。

これ・・・どう見ても、ゴシック調の教会だよね?

  



インフォメーションでもらった資料によると、12世紀に建てられたキプロス最大の聖ソフィア大聖堂を、16世紀にレフコシャの支配権を得たオスマン帝国がモスクに改造したのだそう。

上の写真の、取ってつけたようなミナレットは、もちろんその時に付けられたもの。



中に入ってみるとさらに、教会だったものをモスクに変えた、違う要素がミックスしている様子が面白い。

入り口の上は、いかにも中世らしい形のステンドグラスや彫り物。

  


建物全体は、カトリック教会のしきたりで十字の形をしていて、かつては十字の頭部分に祭壇があって、そこへ向かって座席があったんでしょうが、祭壇などの装飾や座席はもちろん取り除かれています。




モスクはふつう、メッカの方向に建物が向いていてそこに入り口から真っすぐ奥に進んだところにキブラがあるのですが、この教会だった建物の向きは十字の頭部分であって、メッカの方向ではありません。

なので、十字の右手部分に、斜めにズレる形でキブラが作られていました。
入り口から右手斜めに進む感じです。


(正面の黒いアーチが建物の正面奥、右手に見えているミンバルの先にあるのがキブラ)



キブラをアップ。


トルコのイスタンブルにもギリシャ正教の教会をモスクに変えたアヤ・ソフィアがありますが、このセリミエ・ジャーミーはもともとの建物がもっと典型的な教会チックな外見なので、より面白みがありました。


キプロスにはこういう建物は多いようで、帰りのドルムシュで通りかかった小さなな街のモスクも、よく見たら教会の建物で、もともと鐘楼だっただろう塔にちょっとした金属の尖塔をつけてミナレットにしていました。




キプロスには、イスラム神秘主義のメヴレヴィー教団の活動も盛んだったらしく、修道所跡もありました。

 



この後 私達は国境を越えて南キプロスに入ってみようかとも思ったんですが、なんと私が大ポカをして、エルジャン空港で別紙に北キプの入国スタンプを押したものをホテルに忘れてきていて、出国手続きできませんでした。。。
ガーーン。


でもま、様々な勢力に奪い奪われ、色んな文化や文明を受け入れてきたキプロス島、とっても面白い場所でした。
リゾートとしてはトルコからアクセスが楽で、値段も安くてノンビリしているので、また家族でゆっくり来るのも良いな~。


短いキプロス滞在でしたが、良い小旅行になりました♪


〜キプロス旅行記 完〜
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翌日は、現地発のツアーに乗ってカルパズという、キプロス島のツノのような部分に行ってみることに。




最初トルコの会社が催行してるツアーにしようと思ってたのですが、なんか…

トルコ人向けのツアーって、いかにキプロスでトルコ系住民が受難を受けたか、いかにトルコ軍がキプロスで勇ましく闘ったかを見せるべく、虐殺されたトルコ人家族の屋敷跡とか将軍の戦勝記念碑とかを周るナショナリズムくすぐり系トルコのスポットばっかりで、正直ゼンッゼン楽しそうじゃない。。。


欧米人向けのツアーは、値段はトルコ人向けより高いけど、ハルーミチーズやオリーブオイル工場おりーぶの見学、景色のいいビーチを回ったり、野生のロバを見たりするらしく、これは楽しそう!!



そんなワケで、イギリス人ばっかりのツアーに、なぜかトルコ人と日本人が各1名ずつ紛れ込んだのでした。


まず向かったのは歴史の古いオリーブオイル工場。

 


過去の石臼から現代の機械まで置いてあるけど、現代の機械も昔のとあんまり変わらず、とてもシンプル。
近隣の住民が、シーズンになると自分のところのオリーブを持っていて買い取ってもらったり、自分用のオイルにしてもらったりするんだそう。


オリーブは捨てるところのない植物で、オイルを絞ったカス(種や皮など)も、円柱状にプレスすると良い燃料になるんだとか。



ショップコーナーでは、ここで作られたオリーブオイルの試食。
無添加の石鹸やクリームもあって、お土産に買いました。

 



私が1番行きたかったハルーミチーズの工場は、最近見学を受け付けてないらしく、行けなくて残念。。。

ザンチン時代から作られている焼いて食べられるチーズ、ハルーミ。日本だと高いですが、産地だと安い



お昼には、海辺のレストランでシーフードのランチ。
なんでもここ、トルコ系とギリシャ系の住民が共同でやっているので、ガイドさん的に応援したいのだそう。




海が本当にキレイで、しかも手つかずです。





近くの漁港では、大きな魚が揚がったところ。猫が寄ってきてます。


キプロスは英語が公用語だった時代があるので、漁師さんたちも観光客と英語で話せる。トルコな感覚でいるとこういうのビックリします。


次にツアーのメインである、野生のロバが暮らすエリアへ。

観光客が来るとエサくれるの知ってるので、バスが近づくとロバ自ら寄ってきます。




ロバ達は、北キプロスがトルコ軍に占領され、南と北でギリシャ系住民とトルコ系住民の交換が行われた際、この地に住んでいたギリシャ系住民が放していった家畜が野生化したものだそう。

世界のどこに行っても重労働で酷使されているロバですが、ここのは自由気ままに生きて、観光客からリンゴとかもらって幸せそう。



オネエさんとセルフィー撮るロバさんw


この近くは、アンドレオス修道院と、病気の治癒に効くという聖なる泉があって、まぁこういうのトルコにも沢山あるけど、一応飲んできました。




ここから見た海も、本当にキレイでしたー!





近くの村で、トルコ・コーヒー休憩。

村には隣り合うようにモスクとギリシャ正教の教会が建っています。


住民交換の前は、どこもトルコ系とギリシャ系の住民が同じ集落に一緒に住んでいたそう。
ガイドさんは
「なんとも珍しいことに、民族や宗教の違いをものともせず、みんな平和に住んでたんですよ」
と英語でイギリス人たちに説明している。

でもそんなの、地中海~中東世界ではどこでも当たり前に見られたことなんだよね。とくにオスマン帝国とか、イスラム教徒が支配していた地域では、異教徒は信仰の自由と財産の権利を与えられて何百年も共存していた。ちっとも珍しいことじゃない。異端者やユダヤ教徒が信仰を理由に迫害されてきた欧州の歴史とは違う。


村のモスクは、今ではキブラ(メッカの方向を示す)にもトルコと北キプロスの国旗が並べられて、なんとも政治色とナショナリズムが強い感じになっていましたが。。。





ツアーの最後は、ゴールデンビーチというキプロス屈指の美しいビーチで1時間の自由時間でした。


この周辺はウミガメが産卵にもくるほど水がキレイ。
産卵の時期は島民のボランティアがずっと見張って、ウミガメが無事に卵を産めるように、害獣に狙われないようにパトロールするんだとか。

孵化の時期になると、それを見に行くツアーもあって、孵化した赤ちゃんカメに自分の名前をつけて海に放す、なんてのもしているそうですよ。


の~んびりと島巡りをした一日でした。

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ホテルからバスに乗って、ギルネ(Girne)の中心部にやって来ました。

ちなみにギルネはトルコ側の呼び名で、ギリシャ語ではキレニアと呼ばれています。英語表記もギリシャ語に従ってます。


紀元前10世紀ころにフェニキア人によって築かれたらしい古い町は、ベシュパルマック山の麓、ギルネ港をとりかこむように広がっています。




港をとりかこむように石造りの建物が並んで、昔はさぞや賑やかな港町だったんだろうなぁって雰囲気ですが、今はほとんどが観光客向けのレストランやカフェになってます。





港とそこに並ぶ船を見ながらシーフードを頂くの、すごく気持ち良い!!リゾート感!

  



水もすごく透明でキレイです。



港を臨む位置に、ギルネ要塞が建っています。




7世紀のビザンツィン時代に作られて、十字軍→テンプル騎士団→ジェノヴァ共和国→オスマン帝国と支配者が変わるたびに増築や改築を繰り返されてきた歴史を持っています。


暑い日差しの中、腹ボテの私にはちょっとキツいですが、頑張って坂道やら階段やら登ってきましたよー。



中にはギルネの歴史を説明した博物館とか、紀元前4世紀に沈んだ船を展示してあったり。
(その船の船底から出て来たという、沈没を願った呪いのまじないをかけた石とかあって怖かった。。。)


11世紀に建てられた教会があったり。(写真左下のドーム)



でも1番なのは、やっぱり上からの景色。




ギルネが一望できます!



他にはこれといって見所があるわけではないギルネ中心部ですが、なにげない普通の街角や道にもなかなか味わいあります。

 



明るい石を積み重ねたり、白い漆喰で塗られた壁に、グリーンや青の窓枠。そこにカラフルな南国の花。
スペインやチュニジアと共通するいかにも地中海の町な雰囲気。

 



お昼にはキプロス名物のŞeftali kebabı(シェフターリ・ケバブ)を食べようと、有名店Niazi'sへ。




シェフターリ・ケバブは、山ほどの前菜(メゼ)やペースト、ハルーミチーズなどが何点もつくコースでしか出て来ないとのことなので、かなりお腹いっぱいに。。。

でもアラカルトで海老のカクテルとイカリングも食べる。



で、これがシェフターリ・ケバブ。



シェフターリ(桃)が入っているわけでなく、羊ひき肉を網脂で巻いてやいた肉団子です。


さて、明日はギルネを出て他の北キプの様子を見に行きます♪

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トルコ滞在中、どこかへ小旅行に行きたかったのですが、テロなどで選択肢も限られて、悩んだ末、北キプロスへ行くことにしました。

キプロス島、初上陸です!!ラブ


北キプロスの玄関口エルジャン空港へは、アンカラから40分のフライト。すごく近くて、トルコの地中海沿岸エリアに行くのと全く変わりません。



北キプロスはとても面白い場所で、一応、北キプロストルコ共和国(Kuzey Kıbrıs Türk Cumhurriyeti)という名称があって、キプロス島の南半分からは独立してることになってます。
が、それはトルコが一方的に軍事的に占領して勝手に国を作ってしまっただけなので、トルコ以外からは国連もはじめどこからも正式に国家として認められていないという…。(日本政府は北キプを「トルコ軍実行支配地域」とだけ呼んでいるそう)




じゃあ、そんな国は無いかのように扱われているのかと言えば、そうでもなくて。
いわゆる南キプロス、キプロス島のトルコが支配していないギリシャ系の住民が多く住む側はキプロス共和国として正式に国連にも認められていてEU加盟国ですらありますが、それには北キプロスは含まれていないので、北キプロスの製品や人間はEUに同じようには出入りできません。

国として認められていないのに、存在は黙認されている状態というのが、なんだか面白いですよね。


そんな訳で、北キプはトルコの庇護を受けてはじめて存在している状態で、国民(?)も9割強がトルコ系、公用語もトルコ語、政治から貿易からすべてをトルコに依存している、トルコにとっては国の形をした一つの県のような存在です。


エルジャン空港に到着すると、赤地に白の月と星のトルコ国旗トルコをひっくり返した白地に赤の月と星の北キプ国旗キプロスと、「Welcome to Turkish Republic of Northern Cyprus」の文字が。
トルコのようで外国、外国のようでトルコな北キプロスへ来たんだな~って思って興奮します。



国として認められていないのに、入国審査もあって、北キプ国籍の人はちゃんと北キプのパスポートを持っていて、なんだかゴッコ遊びを見ている気分。
私は一体いまどこに到着したんだろう?という感覚になります。南キプの人からみたら不法入国したみたいなもんなんだよね?


さて、北キプの入国スタンプをパスポートに押されていると、ギリシャやその領土であるエーゲ海の他の島に入国できなくなるらしいので(イスラエルみたいな扱いですな!)、スタンプは別紙に押してもらうことができます。

10年パスポートを去年更新したばかりで、この10年にギリシャ領土に行かないとは限らないからね。。。



ホテルからお迎えの車に乗って街を走ると、植生はゴツゴツした岩地にオリーブなんかが生えて、トルコの地中海沿岸地域と変わらない感じなのだけど、平屋の広い家が並んで、道も広く、大型のお店が並んで英語の表記が目立つあたり、やっぱり別の国っていう空気があります。


とはいえ、町のあちこちには北キプキプロスとトルコトルコ両国の国旗が並んで掲げられているし、トルコ建国の父アタテュルクの像もあちこちにあってトルコと一緒だし、

国旗の間にあるのがアタテュルクのシルエット


アタテュルクの言葉「Ne mutlu Türküm diyene(自分をトルコ人と言える者は幸いである)」という文言があちこちに飾られていたり、トルコすぎるほどにトルコ。

山肌に描かれた両国国旗とアタテュルクの言葉。トルコでもよく見る光景




さて、到着したホテルは、リゾートホテルの立ち並ぶGirne(ギルネ)という町の、大型リゾート施設。


プライベートビーチ、プール、ウォータースライダーやちょっとした遊具、テニスコート、レストラン、カフェ、バー、売店、ハマム、ゲームセンター、カジノなんかが揃っていて、3食の食事が出るという、トルコでtatil köyü(ターティル・キョユ 直訳すると休暇村)と呼ばれる、その敷地内から一歩も出ずに長期のリゾートが楽しめる施設です。


オーシャンビューのバルコニーがついた広い部屋で3食のバイキングの食事がついて、ビーチとプールなど使い放題で1日2人で80$と格安。
私達は飲みませんが、夕食時はアルコールもフリーチャージでした。
う~ん、絶対これってトルコ南部のリゾート地より安い!!





バイキングもなかなか良くて、トルコ料理をメインに少しイタリアンとか中華もあってバリエーション豊富。
キプロス名産の焼いたハルーミチーズ(大好物!)やオリーブが山ほどあって、トルコのスイーツが種々並んでるデザートコーナーが嬉しかった。



食事は、美しい海を見ながら屋外のデッキでも食べられて、すごく気持ちイイ!




北キプロスは南より観光化が進んでいないらしく、全体的に田舎っぽくて自然も手つかずの状態で残っています。あちこちのビーチも素晴らしいけど、ホテルのビーチですら十分キレイ。





宿泊客はトルコからが1番多いみたいだったけど、ヨーロッパやロシアからも沢山来ているようで、ホテルの従業員もキプロス人は半分くらいで、残りは中央アジアやアフリカからの出稼ぎ?移民?の人たちみたいでした。


トルコ本土では天気が変わりやすく肌寒い日もあった5月初旬でも、キプロスはもう夏!

ブーゲンビリアや月桃、ハイビスカスなどのトロピカルな植物が、島中でカラフルな花を満開に咲かせていました。


南の島大好き人間としてはテンション上がる!!これぞリゾート!


さて、次は町に出てみるとします!


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トルコ里帰り滞在の最後の日、義兄の婚約式がアンカラでありました。


トルコでは結婚までに、söz(ソズ) と nişan(ニシャン) という二段階の婚約があって、ソズは婚約の約束のような感じで、ニシャンはよりフォーマルで指輪の交換や嫁入り道具(チェイズ)←clickの受け渡しなどがあり、結納って訳した方がいいかも。
それぞれ盛大なパーティーをして指輪を交換する人もいれば、ソズを省略したり、同時にやってしまうこともあります。

ちなみに、このあとにはフォーマルな婚姻の宣誓をするnikah(ニキャー)があり、これも役人の前で婚姻登録をするもの(resmi nikah)と宗教指導者を前にするイスラーム的なもの(dini nikah)の二種類があり、その後に 披露宴にあたるdüğün(デュウン)があり、式の前日には kına gecesi(クナゲジェスィ)と呼ばれる女性だけのパーティー←clickもあります。


義兄たちは一ヶ月前にレストランで親だけを呼んだソズを終わらせたので、今回は親しい親戚と友達を呼んでのニシャンのパーティーでした。


結婚式の費用は新郎側がもつのが一般的なので、この婚約式は新婦側もちで、彼女たちの好きなようにやってもらいました。


会場は、湖のほとりのガーデン。

 



ウエディング・プランナーを雇ってコーディネートしてもらった会場は、テーマカラーのレモンイエローで統一されて、とってもイマドキ感!


pinterestとかで見る感じ~。


湖にいく桟橋までレモンイエローの風船で飾られていて、登場した義兄カップルはまずはそこで記念撮影。

 



今回のトルコ滞在でイスタンブルや村やB市などで挨拶に行った親戚が、またぞくぞくと集まってきて再会。

 

お料理は、前菜と、湖でバーベキューしてくれる焼くケバブ類。


食事が終わったころに、ケーキが運ばれてきました。これもレモンイエロー!

 


入刀して、ファーストバイト。

  



ケーキが片付けられると、いよいよ婚約式のメインイベント、指輪の交換です。


トルコでは婚約式の段階で、エンゲージリングも結婚指輪も同時にはめます。(新婦のエンゲージリングに対する新郎へのお返しは無し)
婚約式には右手薬指に指輪をはめて、結婚式が終わったら左手にはめるとかいう人もいますが、人によって色々。宗教に敬虔な人は、左手は不浄な手なので結婚してからもずっと右手に指輪をはめています。


結婚指輪は(通常は赤い)リボンで結ばれていて、ハサミと一緒に運ばれてきて、指輪をそれぞれの指にはめた後、そのリボンをバッサリと切るのが儀式です。

 

「赤い糸で結ばれている」の日本人には、ちょっとショッキングかも?


義兄たちの指輪はテーマカラーのレモンイエローのリボンで結ばれていました。

しかもお互いにはめ合うのでなく、義兄には新婦がわの親戚の誰か、新婦にはナゼか私が指輪をはめる役を仰せつかりました冷や汗(そのため瞬間の写真が無い)



それを、新婦のお父さんがハサミでカット!!



めでたく婚約成立とあいなりました。


新婦の父の手にキスをして敬意を表す義兄。



それが終わると、義両親から新婦にダイヤモンドのアクセサリーセットのプレゼント、招待客の一部もゴールドのコインとか腕輪とかのプレゼントを渡します。

両家の家族も抱き合って挨拶。


2人のファーストダンスに続いて、会場もお決まりのダンスタイムに!!



引き出物?は瓶に入ったキャンドルでした。




G家メンバー勢揃いでパチり。



G家の嫁と義母でパチり。



このような式で、新郎新婦の兄妹にあたる人はabiyeと呼ばれるイブニングドレスを着ます。
腹ボテな私ですが、義母のたっての願いでイブニングドレスを着ました。
とても敬虔で、私の結婚式の時もドレスの肩の開きなど細かくチェックした義母ですが、今回は新婦の家族に配慮したのか、けっこう露出アリなドレスを私に選んでました。
ちなみに、ドレスから靴からバッグまですべて義母のプレゼント。


というわけで、そんなこんなな婚約式でした。
この日はちょうど「母の日」だったのですが、義母が
「長男にはお嫁さんが来るし、次男には子供が生まれるし、最高の母の日のプレゼントだわ。アッラーがこんな日を見せてくれて幸せ!」
と喜んでいたのが、何よりよかったかな。

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ずっと村にいてもすることないので、今日は近くの大きな&見所の街である、ベイパザルへ行くことにしました。

村から車では40分くらい。
これまた360度ひろがる雄大な大自然の中をドライブです。


中央アジアのポプラ林を思わせる林道もあれば、グランドキャニオン?みたいなむき出しの山が迫ってきたり

 


こ~んなリッパな、コウノトリの巣まで見つけちゃいました!




到着したベイパザルは、白い壁に黒い木枠の昔ながらの家並みが有名な街。
街としては3世紀ごろから存在したという、歴史ある街です。


   

ツートンカラーがシックですね。


ちょっとした観光地で、アンカラ周辺からトルコ人が遊びにやってきます。

白と黒の家両方を囲まれた細い道には、観光客向けのお店や屋台ズラッと並んで賑わってます。

   

並んでいる家は、レストランやホテルや博物館に改装されてます。


お店には、地元の特産品や近隣の村の手作りの食材が並びます。




ドライ野菜をぶら下げた乾物屋はトルコのどこでもありますが、面白かったのは、細かくしたドライ野菜を料理別にセットしたミクスチャー。


メネメン用、ドルマ用、キョフテ用、クスル用…などに分かれています。お湯で戻して料理に混ぜたり、そのままスープに入れたりすると便利で美味しいらしい。



こういう(↓)「いかにも村のおばちゃん」的な人が売ってる屋台は、トルコ人的には「お店より絶対美味しいはず!」って感じがします。私もここで野菜でカラフルに色づけした珍しいエリシテ(トルコの手切り麺)を買いました。

  



採れたての、まだ青いアーモンドも売っています。
私には渋くて良さが分からないけど、こういう食べ方もします。





巨大サイズのバクラヴァ。お盆も一切れのサイズも大きい。
パイ生地が80層になっているのが特色なのですが、生地が厚めなので、バクラヴァで料理コンテストで優勝した義母のバクラヴァのが断然おいしいな。




銅製品やテルカリという細かい銀細工も有名で、こういうお店も並んでます。
う~ん、このカラフルなチャイダンルック私好みで欲しかった。。。

 




街のシンボルであるツートンカラーの家のミニチュアとかマグネットがあって、ご当地グッズにしてはなかなか可愛いです。




ベイパザルには有名なものが家の他にもいくつかあって、その一つがニンジン。トルコの6割を生産しているそう。

街の中心部にニンジンのオブジェもあるし、ニンジンフェスティバルなんてのも毎年開かれているらしい。笑



観光客向けに、ニンジンをそのまま絞ったストレートジュースを出す店も沢山。

新鮮で甘くてすっごく美味しい!ニンジンサラダが大好きな私にはたまりません。


ニンジンを使ったペーストやロクムなどのスイーツも色々あります。

 



もう一つの名物は、beypazarı kurusu(ベイパザルクルス)という、ひし形をした乾パンのような固いクッキー。

  

小麦粉にバターやマーガリンと砂糖、香り付けにシナモンを入れた生地を切り分けて、時間をかけて固焼きにします。
以前から、オットや義両親がお土産にくれたりしていたけど、シンプルながら飽きのこない味で!香ばしくってガリッとした食感が美味しいんですよねぇ。。。


ベイパザルには専門店が何軒かあって、店の横の薪式の釜で焼いたアツアツのをどんどん試食させてくれます。

 



義両親が贔屓にしているのは裏道にあるバターの香りしっかりめの老舗(写真左)。私はシナモンがより強い店の(写真右)を買ってみました。

 




もう一つのベイパザルの名物は天然の炭酸水。そのまんま「ベイパザル」というブランドがあります。
トルクメニスタンにも輸入されているので、よく飲んでいましたが、その産地に来たと思うとちょっと感慨深い。

ツートンの家の写真ついてますね


街中には、こんなモニュメントまでありました。



そんな感じで、小さな街ですが、日帰りでフラッと遊びに行くにはちょうど良いベイパザルなのでした。

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村の義おばあちゃんですが、
「村の伝統衣装を着てごらんよ!」
と言うので、着せてもらいました。

まず、donとよばれる、超ゆったりしたモンペを履きます。

 

後から着る上着から見える所だけ、サテンで作ってあり他はコットン地。


つぎに、スカート付きのブラウスのようなものを。

 


写真でよく分かりませんが、スカートと袖の裾部分には銀色のスパンコールで縁飾りがついています。

これも後に着る服のせいで袖と裾しか見えないので、胴の部分は適当なコットン地。


で、これが上着。




光沢のあるサテン地でできていて、この赤系の縞柄がこの村の伝統なんだそう。
ちょっと韓国のチマチョゴリの生地セットンに似ている感じ。




これを着たら、銀製の装飾のされたベルトを締めるのですが、それがなかったから今日は普通のベルトで代用。

 


ベルトを締めたら中に着ていたブラウスの裾と袖を引っぱりあげたりブラウジングさせたりして、ちょうど良い長さに調節します。
裾からは程よくブラウスの裾と、ドンの足下が見える感じに。
袖からはちゃんとブラウスの袖飾りが見えるように。


頭には、村伝統の小さめの綿のスカーフを被ります。
裏地が黄色で上がえんじ色になっているのが特色で、被った時にちょっとだけ黄色が見えるようになっています。




完成!!



トルコの民族衣装と言えば、地域によって様々ですが、



今日では民族舞踊を踊る人くらいしか着ることがありません。
日本の着物は今でもふつうに着て街を歩けるし、少なくともお正月とかで年に一度は着たりする、という話をすると驚かれます。

でも村では、トルコの民族衣装も民家に普通にあったからビックリ。それも舞踊用でなく、普段着用のが。
義母が若かった頃は、村ではいつもこの服を着ていたんだとか。その時代までは、村などでは民族衣装も現役だったんですね~。


義母は私用に村の民族衣装を作ろうと思って、すでに布を買って用意してあるそうです。この家では、今までもお嫁さんがくると民族衣装を仕立ててプレゼントしていたそう。
自分サイズの衣装ができるの、楽しみです♪


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トルコではほんどの人に、一族の出身地である「村」という故郷があって、夏休みや宗教上の祭日などの大切な日はそこに親戚で集まったり、のんびり過ごすのがトルコ人にとっての幸せな時間。

日本人にとっての「いなか」に近いけど、トルコ人にとっての「村」はもっと大切で大きな存在な気がします。いつでも帰りたい、自分の原点、本当のトルコの良さの残る場所、といったような感覚があり、「村(köy)」という言葉は、聞くだけでみんながウットリしちゃうような言葉。
「村のパン」「村のチーズ」「村の蜂蜜」「村風の朝食」「村の家」「村の娘」なんて、普通のものに「村」をつけただけで、素朴で質が良くてヘルシーで…というイメージになって価値が上がります。

天然酵母の「村製のパン」屋さん。村製のチーズ、バター、ペーストなどもあり〼、と書いてあります。(違う県の写真ですがね…)



そんな「村」が、オット家族にも当然ありまして。。。アンカラ県のはじっこにあるY村へ、週末に行ってきました。



Y村には、オット一族の出身部族…というのかな、A族という人たちが住んでいます。
Y村の名前をつけたのは、義父のお兄さんだったかな?当時としては学のあった人が代表でつけたそうな。


村の目の前には雄大なお山。



山肌にはローマ時代だかギリシャ時代だかそれ以前に人間が掘って住んだと思われる洞窟住居が残っています。



その下には小川が流れていて。
オットが子供の時は魚が沢山いて、村に来るたびに泳いだり、魚釣りしたりしていたそうですが…。

今はそこまでキレイじゃなく、ちょっと濁ってます。

それでもこの周辺は、近郊のアンカラなどからピクニックに来る人が絶えません。


私達はいまは亡き義父の両親が住んでいた家に泊まります。



典型的な昔のトルコ風なお家。



山地で寒くなるので、薪をいれる暖炉があります。
冬はこの上にチャイダンルックを乗せてチャイを暖めたり、栗を焼いたりするらしい。



同じ建物を半分に分けて、半分には義父の兄(ずっと村長だった)夫婦が住んでます。
朝ごはんはいつもバルコニーで一緒に。



村には義父母両方の親戚が住んでいるので、あちこちの挨拶めぐりが大変。

古い様式の、石と木で作った村風のお家が並びます。

 



小さい村ですが、山の斜面にあるので急な坂が多い。高齢者が多く住んでるのに、大変そうだな~。
でもだからみんな元気なんでしょうが。




義母の母であるおばあちゃんの家は、おばあちゃん同様に可愛らしいです。




ここにも暖炉が。この暖炉は引き出し部分に、熱を利用するオーブンが付いてるタイプ。



キッチンには調理用の釜も。




おばあちゃん家のバルコニーからの景色は絶景です。


昔はあの山に、動物を放牧しに行ったそう。


村に来てやることと言えばピクニック。

山の麓の土地(一族が所有)をならして好きずきに果樹を植えている牧草地にやってきました。




クルミ、あんず、サクランボ、桑、オリーブなんかの木が並んでいて、「ここからあそこまではうちの」「あっち二列は叔母さんちの」「向こう側は従兄弟の」とか分かれているよう。
奥に見える山のある部分も義実家の所有らしい。

まだ青いクルミがなってました。




足下には春の小花が色とりどり。ちいさいポピーやムスカリ、ヒメオドリコソウ、カモミール・・・それにタイムやローズマリーなどのハーブも自生しています。




大きなスズカケの木の下に、一家が共有で使えるように作った丸太のテーブルとイスがあって、近くの倉庫にはお皿やグラスなんかも入ってます。




火を起こして、近くの市場で買って来たチキンやラムを焼いてケバブにし、茄子は直火で焼いてサラダに。




食後には、直火にチャイダンルックを乗せて、チャイを淹れます。



暗くなるまで、自然の中での~んびり。これがトルコ人の大好きな村ライフなんですね~。


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