目ざめよ!2013年7月号

上記の目ざめよ!は2歳児の「かんしゃく」に対応する方法について書かれています。
内容は現代の児童心理学の考えをある程度取り入れて,それに聖句をくっつけている感じで,それほど悪いものではありません。「目ざめよ!」の執筆者は「この世」の専門書を研究して執筆している印象を受けます。それゆえに9割方の内容は一般の専門書と大きな差はありません。内容の中で「あれ?」と思う部分は1割程度です。
しかし,それがなぜか適用される際には1割の毒が培養されて猛毒になります。
例えば「王国宣教」2013年の4月の4頁には地域大会での子供の扱い方が掲載されており,以下のように述べられています。
王国宣教2013年4月

子供は大人の付属物のように3日間付き合わされ,寝ることも許されず,じっと座っていることが求められています。
目ざめよ!では「子どもは,小さな大人ではありません」,「状況を子どもの立場から見るように」などと述べられていますが,その考えはいったいどこへ行ってしまったのでしょう。
「訓練しましょう」って,何をどうやって訓練するのかは書かれていません。
子供が子供でいられない世界 がここに存在しているように思えます。