太陽の光はある程度浴びたほうが良い | フランスBIOベジ生活

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昨日のブログ記事で、フランス人皮膚科医の奨めるUV対策について書いたのですが、誤解を招いてはいけないことがありました。


紫外線は肌に有害であり、避けることは美容のためにとどまらず皮膚ガンのリスクを減らします。
ですが、同時に太陽の光を浴びることはとても大切な行為の一つです。


それは、ビタミンD
骨を強くするのに欠かせず、また抗がん作用も報告されていますので侮れないビタミンです。
また北欧やここフランスでも、長い曇りがちな冬の間にうつ病を患ってしまう人が毎年いるのですが、それもビタミンDと関係性があると言いますので精神的にも大切なビタミンであると言えます。


魚を毎日食べていれば必要量が摂れるそうですが、魚は含まれるビタミン類よりもその汚染によるリスクのほうが遥かに気になるので毎日は食べないほうが懸命です。

ちなみに私は魚を食べた食後には玉ねぎの皮を煮出したお茶を飲んだりルイボスティーを飲んで、摂取してしまった水銀や放射能を排出することに努めています。

この玉ねぎの皮などに含まれる有効成分については
TOKYO ECO & ORGANIC LIFE のMioさんのブログが詳しく説明してくださっていますので、ぜひともご覧ください。






と言うわけで、食品で摂るよりももちろんお金を払ってサプリメントを買い求めるよりも簡単かつ安全な方法
一日15分の日光浴、をお勧めします。


私は週に2、3回、腕か足のどちらかは素肌のまま30分ほどウォーキングをしています。
素肌、と言うのは日焼け止めを付けずにもちろん洋服等で覆わない状態です。お昼前後などの強過ぎる日差しの時間は避けて朝9時~10時くらいの間で行っています。

日差しの強さは太陽の高さに比例します。自分の影が短い時ほど日差しは強くビタミンDの合成は早く進みますので、真夏のお昼時に肌をさらすなら5分でも大丈夫だそうです。

体全体で思い切り日を浴びる必要は無く、一番焼けたく無い顔やデコルテ付近はきちんと日焼け止めや洋服・帽子・サングラスなどで紫外線を防ぎます。

ビタミンDの合成は肌の白い人ほど早く出来るので、同じ時間肌をさらしても黒人のほうが白人よりも合成出来る量が少なくなります。なのでビタミンDを思い切り作ろうとして真っ黒に日焼けすると逆効果になります。



もう一つ気をつけなくてはいけないのが、ビタミンDを作り出すのはUV-Bで、これは窓を通って入ってくる紫外線には含まれないので、家の中で素肌を太陽に当てていては無意味かつUV-Aを浴びることになり危険だと言うことです。



また、ウォーキングから帰った後は、しっかりとビタミンCなどを摂って紫外線の害を肌に残さないようにしています。

紫外線対策では太陽からなるべく逃げ回りたくなりますが、太陽は私達の命を作る作物を健やかに育ててくれる大切な存在でもありますので、上手に付き合って行きたいなと思います。





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