夜しか泳げない | 「私は区画整理地のまっただ中で笑うんだ♪」

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藤島住宅 岩原 賢太郎 の 営業日記

先日、友人が我が家に遊びに来ました。

友人には娘が二人いて、それぞれ5歳と3歳。

3歳の子はうちの息子と一ヵ月違いで同い年。

 

この日のために用意した、<となりのトトロ>の<かるた>にて3人で遊んでいました。

私の妻が札を読み上げると、息子は該当の絵札を真剣に探しておりました。

同い年の女の子の実力も気になるところです。

5歳のお姉ちゃんは落ち着いたものです。

 

「やーい!お前んち、おっばけやーしき!」

「や」が読めなくても絵で分かる3歳児。

5歳のお姉ちゃんと意外と「いい勝負!」

息子は床に広げられた無数のかるたを踏みつけながら、かつて見たことのない真剣度合で、読み上げられた文に該当する絵札を探していました。

 

「お願い!メイのところへ連れてって!」

5歳のお姉ちゃんは「お」を探し、3歳の二人は「猫バス」を探す。

猫バスの絵札は結構たくさんある。

3歳の二人はお手つきを繰り返す。

5歳のお姉ちゃんが有利だ。

 

案の上、「猫バス」の絵札は5歳のお姉ちゃんがGET!

 

息子は猫バスが大好きだ。

ぬいぐるみやマスコット等、多数所有している。

猫バスをとられてしまった息子は号泣!

妻に抱きついて泣き叫んでいる。

 

ああ、神様。自我の目覚めとはなんたる試練を私たちにお与えなさったのか。

 

息子が本気で悲しんでいる姿を見て、私は少しの可笑しさと、これから彼の身に降りかかるであろう様々な困難にその身を案じておりました。

5歳のお姉ちゃんは、猫バスの絵札を息子にゆずってくれました。

 

つらいことがあるから、嬉しいこともある。

人生は表裏一体。

そのバランスが大きく崩れないように、

息子には様々な経験をさせてあげたいと思う今日この頃です。

 

最後に一言。

人生がバランスならば、住宅もバランスです。

 

藤島住宅 岩原 賢太郎