仁和寺の別れ | 辻村寿和Collection「寿三郎」創作人形の世界

辻村寿和Collection「寿三郎」創作人形の世界

創作人形作家辻村寿三郎の作品を皆様にご紹介いたします。

きょうは少し暖かい一日でした。
ジュサブロー館の創作日記

皆様こんばんわ、今月の22日より群馬県の
日本絹の里にて「辻村寿三郎人形展 VOL.Ⅸ」が開催されます。

今週はその展示作品のご紹介をさせて頂いております。

配流される新院崇徳
ジュサブロー館の創作日記
2010年制作
撮影 Canon EOS 40D
EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM

写真をクリックすると大きいサイズで見ることが出来ます。
細かいディテールをご覧ください。

仁和寺の別れ
白河北殿東門から脱出した崇徳上皇方は、険しく難所も多い山路を彷徨った。
家来の門を叩けども皆、恐ろしく門を開けてくれる様子がない。
もはや頼れる所もなく、粗末な僧坊の知足院で出家を果たした。

そして仁和寺へ向かうことになった。
重仁、兵衛佐助局と池の禅尼
ジュサブロー館の創作日記
2010年制作
撮影 Canon EOS 40D
EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM


幽閉された崇徳上皇の元に、後白河天皇の勅使が参上して讃岐国、
白峰への配流を言い渡されることになった。

身分の低い数人の女房やお付きの者たちと草津から粗末な舟に乗って出帆した。

ジュサブロー館の創作日記

都にはこよひばかりぞ すみの江の
     きしみちおりぬ いかでつみ見ん
特別企画展「辻村寿三郎人形展 VOL.Ⅸ」
日本絹の里
ジュサブロー館の創作日記
1月22日(土)~3月6日(日)
 着物の古布を用いて独自の人形を創作する人形師、辻村寿三郎。
寿三郎は21世紀に入り、現在の世情を平安時代に重ね、
「源氏物語縁起」から「雨月物語」を経て
「平家物語」と独自の新解釈で新たなる創作人形を発表してきました。
今回の人形展は、「清盛無常縁起」と題した新作品を中心に、
時代を大きく転換させた平清盛の栄華盛衰の顛末をご覧いただきます。
また、「大日縁起」「十二星座」「新八犬伝」などの代表作品も同時に展示するほか、
辻村寿三郎ギャラリートーク&サイン会を開催します。

開館時間 9:30~17:00
入 館 料 :400円(320円)
大・高生:250円(200円)
中学生以下及び身体障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名様は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金 入館料は税込です。
休 館 日 毎週火曜日(但し、祝祭日の場合は翌日)
お問い合わせ先
〒370-3511
群馬県高崎市金古町888-1
群馬県立日本絹の里
電話 027-360-6300
FAX 027-360-6301