中国の吉利汽車、マレーシアのプロトンへ49%出資、その際英ロータスの株51%も取得する、

2017年05月25日 12時54分05秒 | thinklive

 

 

 中国の自動車大手、吉利汽車の親会社である浙江吉利控股集団は24日、マレーシアの同業、プロトン・ホールディングスの株式の49.9%を取得すると発表した。プロトンが持つ英高級車ロータスの株式51%も譲り受ける。東南アジア市場や欧州市場を開拓する足場とする。中国メーカーが国内に続く成長の場を求め、海外展開する動きが一段と加速してきた。吉利は通称ボルボ・カーズ(Volvo Cars)をフォードから買収、見事に再生、年間50万台を世界で販売している、英ロータスの再生もボルボと同様に再生させる可能性が高い、プロトンは日系自動車が支援したが、再生できなかった、

 

 

 

 

 プロトンの親会社のDRBハイコムと吉利が24日、株式譲渡で基本合意した。ロータスの企業価値は1億ポンド(約145億円)で、譲渡額はその半分程度とみられる。プロトン株の譲渡額は7月末までに詰める。

 吉利の李東輝・最高財務責任者(CFO)は24日にマレーシアで開いた会見で「2020年にはグループで年間300万台を生産する計画で、このうち50万台はマレーシアでつくる」と述べた。

 吉利の16年の新車販売台数は約76万台。10万元(約160万円)以下と低価格のSUV(多目的スポーツ車)を中心に地方の若者らをつかみ、販売台数を15年比で5割増やした。ただ、中国以外では吉利ブランドは無名で、総販売に占める輸出比率は3%弱の2万2000台にとどまる。